大泉洋、すごすぎ厚底靴に会場爆笑 目黒蓮に勝利もボヤき節
大泉洋と目黒蓮(Snow Man)が10日、都内で行われた映画『月の満ち欠け』(全国公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。高身長の目黒を抜こうと、厚底靴で登壇した大泉に、会場が爆笑に包まれた。イベントには、柴咲コウ、有村架純、廣木隆一監督も登場した。
『月の満ち欠け』は、人気作家・佐藤正午による直木賞受賞作の実写映画化作品。不慮の事故で妻の梢(柴咲)と娘の瑠璃を亡くした小山内堅(大泉)。悲しみに暮れる彼のもとにやって来た三角哲彦(目黒)と名乗る男は、瑠璃が事故当日に面識のないはずの自分を訪ねようとしていたことや、かつて自分が愛した女性・正木瑠璃(有村)との思い出を話し出す。
9日までの公開8日間で、観客動員数40万人、興行収入は5億5,000万円を突破。それを記念した同イベントで大泉は、なぜかゆっくりと歩いてステージに上がると、「気持ちが高ぶっているのか、いつもより視界が高く感じられます。2階席が近く感じます」と切り出すが、その姿に大笑いの目黒は「話が入ってこない。厚底がすごすぎて……」と大泉の厚底靴を指差してツッコみ。そこでようやく状況を掴めた観客もおり、会場は笑いに包まれた。
目黒に「小さくなったか? お前、今日小さいぞ。大丈夫か?」と呼びかけた大泉は、「お前がいつも厚底の靴を履いてくるから! 発注したんだよ。スタイリストさんが竹下通りで買ってきたらしいんだよ」と説明。しかし、今日の目黒は厚底の靴ではなく「今日に限って普通じゃないか。俺、有村さんと柴咲さんの横でバカみたいにデカいヤツになっちゃって。監督と並んだら『進撃の巨人』みたいなことになっちゃってるじゃないか」と猛クレーム。そんな大泉に「笑いが止まらなくて」と破顔する目黒に、「今日どうしても負けたくなかった。お前に勝つ最後のチャンスだったんだ。やった!」と初勝利を喜んだ。
その後、キャスト陣は、映画の公式Twitterに寄せられた質問に回答。「再び同じキャストで作品を作るとしたら?」と問われた大泉は「時代劇。僕が源頼朝になって、目黒蓮を粛正する話。すごいいい子なんだけどね。打ち首!」と希望。
また「来年の目標」を尋ねられた目黒は「ジムに行きたかったんですけど、なかなか行けなかったので、来年はいっぱい行ってやろうと思っています。マッチョかはわからないですけど、ほどよく健康的に体を動かせたらいいなと思います」と抱負を語っていた。
そして最後は、大泉待望のフォトセッション。目黒の肩に左手を置いた大泉は、右手の親指を立て満面の笑み。“初勝利”の味をかみしめていた。(錦怜那)