『アイアンマン』アメリカ議会図書館で半永久保存 MCU初の快挙
現地時間14日、ロバート・ダウニー・Jr主演の映画『アイアンマン』(2008)が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)として初めて「アメリカ国立フィルム登録簿」に追加されることが発表され、アメリカ議会図書館に半永久保存されることとなった。
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「アメリカ国立フィルム登録簿」とは、国立フィルム保存委員会が、文化的・歴史的・芸術的に重要な映画を毎年選択・保存する制度。発表から10年以上経過していることが条件となっている。今年は『アイアンマン』のほか、『リトル・マーメイド/人魚姫』『キャリー』『ヘアスプレー』などを含む25作品が追加された。
『アイアンマン』は、現代アメリカのポップカルチャーを支えるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の礎を築いた作品。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは「『アイアンマン』は私たちが創造的なコントロールと指揮権を握った初めての作品であり、スタジオの成功を左右する作品でもありました。私たちは成長する中で、好きな作品を何度も観返してきました。公開から15年たった今、国立フィルム登録簿への追加は、この作品が試練を乗り越え、世界中の観客にとって意味を持つ作品であることを証明しています」と声明を発表している。(編集部・倉本拓弥)