ヘンリー・カヴィル、スーパーマン役交代を正式発表
現地時間14日、映画『マン・オブ・スティール』(2013)などでスーパーマンを演じてきたヘンリー・カヴィルがInstagramを更新し、スーパーマン役交代を正式に発表した。
この発表は、同日にDCスタジオCEOのジェームズ・ガンが明かした『スーパーマン』新作映画に関する情報を踏まえてのもの。ガンが脚本を執筆している新作映画は、スーパーマン初期にスポットを当てた物語となるため、ヘンリーが同キャラクターを演じることはないと明言されている。
DCヒーロー集結映画『ジャスティス・リーグ』(2017)以降、同キャラクターを演じる機会がなかったヘンリーだが、今年10月にスーパーマン役復帰を正式発表。「応援してくれたみなさん、待っていてくれたみなさんにありがとうを伝えたい。約束は果たされる」と喜びを明かしたばかりだった。
「(DCスタジオトップの)ジェームズ・ガンとピーター・サフランと話し合いを行いました。皆さんに悲しいお知らせです。私がスーパーマンとして戻ってくることはありません。私の復帰は、彼らが就任する以前にスタジオに伝わっていたもの。今回のニュースは簡単なことではありませんが、これが人生です。交代はよくあることですし、私はそれを尊重します。ジェームズとピーターにも構築すべきユニバースがある」と報告したヘンリー。「彼らの成功を祈っています。新たなユニバースに幸あれ」と新体制にエールを送った。
復帰を待ち望んでいたファンに対して、ヘンリーは「少しばかり嘆いても大丈夫」とつづるも、「でも、忘れてはいけない。スーパーマンはまだみんなの側にいる」と強調。「スーパーマンが象徴するもの、彼が私たちに示す模範はまだ存在しています! 私がケープを身にまとう順番は過ぎてしまいましたが、スーパーマンとして表現したものはこれからも残ります。みなさんとの旅は楽しかったです。現状は大変ですが、前向きに頑張りましょう」とスーパーマンとしての最後の言葉を残している。
スーパーマン役は交代となるものの、ガンは「私たちはヘンリーの大ファンだ。将来再び一緒に仕事ができる可能性について話し合ったよ」ともつづっており、ヘンリーが将来的にDCユニバースへ復帰する可能性も残されている。(編集部・倉本拓弥)