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吉沢亮、20代最後の年から30代に向けて

吉沢亮、2023年の抱負を語る!
吉沢亮、2023年の抱負を語る! - 写真:TOWA

 大河ドラマ「青天を衝け」の主演、さらには月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」の主演、最新作映画『ブラックナイトパレード』でも主演と、20代後半に怒とうのように大作への出演が続いている吉沢亮。2023年は、20代最後の1年を迎えるが「しっかりと余裕を持って、一つ一つ丁寧に作品に向き合えるような準備ができる年にしたい」と意気込みを語った。

優しくほほ笑む吉沢亮【インタビューカット集】

 映画『ブラックナイトパレード』では、これまで何度も作品に参加していた福田雄一監督のもと、映像作品では初めて主演として作品を背負った。過去に出演した『銀魂』シリーズや、『斉木楠雄のΨ難』では、どちらかというとボケ側のキャラクターだったが、本作では橋本環奈演じる志乃や、中川大志ふんするカイザーという強烈なキャラクターのもと、突っ込みながらも攻めるという新境地を見せた。

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 周囲を自由に演じさせ、決めるところはしっかりと自分に引き寄せるという立ち位置。必要なのは動じない安定感と、どんな状況でもシーンを成立させる対応力。吉沢は「ありがたいことに最近主演の作品をやらせていただく機会が増えてきました。やっぱりそういう撮影現場だと、その場で瞬時に求められることも多くなってきたので、非常に難しいのですが、とてもやりがいがあります」と充実した日々だという。

 吉沢と言えば、端正なルックスでキラキラ系の青春映画に出演する一方、作家性の強い作品で、内に秘める思いを持つやや陰のあるキャラクターを演じるなど、非常に多面的な人物を表現してきた実力派だ。作品も大手配給会社の作品から、単館系の作品まで規模の大小を問わず精力的に作品に参加している。

 当然のことながら出演作も多く、年間10本近い作品に出演するような日々が続いていた。吉沢は「本当にありがたいことに、間が空くことなく作品をやらせていただきました」とこれまでを振り返りつつも「来年は20代最後の年になりますし、30代に向けて、もう少し一つ一つの作品に入るまでの準備というか、余裕がほしいです。それこそ外見的に何か変化をもたらすような時間もあまりなかったので」と今後の思いを語る。

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30代へ向けて……。

 「余裕のある人間になりたいんです」と人懐っこい笑顔を見せると「これだけ経験させていただいても、撮影現場ではいっぱいいっぱいなんです。決して悪いことではないのかもしれませんが、もうちょっと安定しているというか、テンションが一定な人間になりたいです」としみじみ語った。

 「理想の大人像とは?」と聞くと「家で高いワインとか飲みながら、大きいスクリーンで映画とか観ているような感じ(笑)」と答えた吉沢。それもこれもやはり“余裕”というキーワードが吉沢にとっては大きな魅力だという。「多分、そういう余裕があれば、人にも優しくなれるだろうし、いい仕事ができると思うんです」。

 それでも「面白いと思った作品は、すぐやりたくなっちゃうんです」とニヤリ。20代最後の年から30代へ、まだまだ吉沢の忙しさは続きそうだ。(取材・文:磯部正和)

スタイリスト:荒木大輔/ヘアメイク:西岡達也

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