山崎賢人、大切な人は守りたい！「今際の国のアリス」で役とシンクロ

　山崎賢人が23日、六本木のグランドハイアット東京で行われたNetflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2の配信記念イベントに来場し、配信を迎えて「ワクワクしています」と笑顔で語った。この日は山崎とともに主演を務める土屋太鳳をはじめ、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、恒松祐里、青柳翔、磯村勇斗、仲里依紗、佐藤信介監督も出席した。なお、村上虹郎も出席予定だったが、体調不良のため欠席となった。

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　「今際の国のアリス」は、ある日突然“今際の国”に放り込まれ、命を懸けた“げぇむ”に強制参加させられる人々のサバイバルを描いたドラマシリーズ。前シリーズの続きである“ねくすとすてぇじ”から始まるシーズン2は、よりゲーム性を帯びたスリリングな“げぇむ”に翻弄されながらも「この国の真相」が知りたいと突き進むアリス（山崎）たちの死闘を描き出す。

　配信記念イベントが行われたこの日、ステージに登壇した山崎は「やっと配信になったなんだなと、すごくうれしく思っています。撮影は1年前なので、やはりそれだけ時間をかけて作りあげたシーズン2がどのように広がっていくのか。シーズン1も反響をいただいたので、今回もワクワクしています」とあいさつ。

　また、自身が演じるアリスについて「アリスはもともとゲーマーというか、ゲーム好き。実際の生死をかけた今際の国での“げぇむ”もゲームに置き換えて考えるというのが根本にある。そういうゲームを作った人の視点になったりとか、その敵の視点に立ったら、というように考えるのはアリスならではかなと思います。また大切な仲間を失ってしまって、新たに大切な存在を守りたいというところがアリスの強みかなと思います」と説明。さらに自分と比べて「似ています。大切な人は守りたいと思いますね」と笑顔で付け加えた。

　11月にドバイの映画祭に行く機会があったという佐藤監督。「そこで予告編を流してもらったんですが、みんなすごい声をあげて拍手をしていただいて。パネルディスカッションもあったんですけど、けっこうファンの方もいて。ドバイでも楽しみにしていると声をかけてもらった。またカイロ（エジプト）の監督と仲良くなったんですが、監督の友だちも楽しみにしてくれていると教えてくれて。カイロでも観られているんだというのがうれしかった」と笑顔を見せた。

　この日は、“げぇむ”と題して「とあるお題に対して、最も当てはまる人を登壇者内で指差しあい、全員が一致したらクリア」というミニゲームも行われた。その流れで「この中でバディを組みたい人は？」と質問された山崎は「やはり太鳳ちゃんかな。長年共演させてもらっていますし、今回もアリスとウサギでも一緒にやってますし」と土屋を指差すも、土屋が指差したのは隣の仲の方。「ごめん、賢人くん」という土屋の謝罪の言葉に会場も大笑いとなった。（取材・文：壬生智裕）

※山崎賢人の「崎」はたつさきが正式表記