仮面ライダーリュウガ、漆黒の狂気が牙をむく　『ギーツ×リバイス』レジェンドライダー予習

　特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」「仮面ライダーギーツ」がクロスオーバーする劇場版最新作『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』（公開中）には、放送20周年の「仮面ライダー龍騎」（2002～2003）のキャラクターが最強の刺客として現れる。ここでは、「黒い龍騎」とも形容される漆黒の仮面ライダー・リュウガを紹介する。

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　「仮面ライダー龍騎」は、選ばれし13人の仮面ライダーが、鏡の世界（ミラーワールド）で生き残りをかけた戦いに挑む平成ライダーシリーズ第3弾。『ギーツ×リバイス』にはリュウガのほか、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーナイト、仮面ライダー王蛇が参戦する。

　仮面ライダーリュウガに変身する裏真司（須賀貴匡）は、『劇場版　仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL（エピソード ファイナル）』（2002）で初登場。主人公・城戸真司／仮面ライダー龍騎と全く同じ姿をしたミラーワールドの住人で、現実世界の真司と異なり、邪悪で好戦的な性格である。最新作でも、リュウガの狂気が新たなゲーム「デザイアロワイヤル」で牙をむく。

　リュウガの契約モンスターは、黒い龍型のドラグブラッカー。能力や使用する技は龍騎そっくりだが、その強さはいずれも龍騎を上回っている。必殺技（ファイナルベント）では、龍騎と同じく「ドラゴンライダーキック」を繰り出す。

　龍騎とリュウガを演じ分ける須賀は、「20年前あまり活躍の場がなかったリュウガが、ありがたいことに20年後これだけフィーチャーされるということで、変身ポーズを思い返すためにYouTubeで20年前の自分の変身を復習して、撮影現場に入りました」とシネマトゥデイのインタビューで裏話を語っていた。（編集部・倉本拓弥）