松本潤、山田裕貴は「強い!」 「どうする家康」裏話に浜松の約3200人が熱狂
松本潤、山田裕貴、杉野遥亮が8日、静岡県浜松市で行われた大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、NHK総合ほか)のイベントに登壇し、それぞれの役づくりや撮影裏のエピソードを語った。イベントには3,197人の観客の熱気で包まれ、途中、松本が「後ろの方たちにも聞こえているのかな」と気配りを見せる一幕もあった。
大河ドラマ第62作となる「どうする家康」は、戦国乱世に終止符を打った江戸幕府初代征夷大将軍・徳川家康の生涯を「コンフィデンスマンJP」シリーズや映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)などの脚本家・古沢良太が新たな視点で描く物語。三河の田舎大名だった家康がさまざまな重責を負い、選択を迫られながら歩みを進めていく。イベントには家康を演じる松本のほか、山田裕貴(本多忠勝役)、杉野遥亮(榊原康政役)が登壇し、MCを天野ひろゆきが務めた。
静岡で行われたトークイベントののち、浜松城下屋外ステージに駆け付けた3人。浜松城は家康が29歳の時に築かれ、それから17年間この城で過ごした。そして家康の生涯最大の敗戦と言われる三方ヶ原の戦いをはじめ、まさに「どうする家康?」が連続する期間だった。
それぞれの役柄にまつわる話になると、司会から「最強」として紹介された本多忠勝役の山田は「見ている方たちにもこれが本多忠勝だなと思っていただけるよう頑張りたいと思います」と意気込み。MCから「もう戦のシーンも?」と尋ねられるとクランクインからアクションだったといい、松本は「強いんですよ。見ていて本当に強い」と絶賛。肉体改造も行っていたようで、山田は「最初はかなり増やしていましたね」と打ち明けると、松本は「いつも魚肉ソーセージを食べていました(笑)」とその一端に触れていた。
また、松本は「そういうことでいうと僕は二人と一緒にやらせてもらって、戦国最強と言われる本多役の山田君は一緒に芝居をしていても迫ってくる圧力がすごくあるんですよ。でも歳としては家臣団の中では若いので、先輩の役者さんたちにかわいがられるチャーミングさもある」と紹介。一方、杉野については「杉野君は柔と硬でいうと、柔らかい方のひょうひょうとした感じというか。現場でみんながどういうふうにやっているのかなと探りながら、自分はこうやっていこうとすっと入っていく感じ。今回初めてお会いしたんですけど、撮影の合間にまじめな話をしたらすごく喜んでくれて、そんな風に言ってくれてうれしいですと」とエピソードを紹介していた。
初回放送の8日、主演の松本をはじめとするキャストが家康ゆかりの地である愛知県・静岡県で3都市を巡るイベントリレーに参加。浜松での申し込み倍率は約20倍(6万438人)だった。(編集部・石井百合子)