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「どうする家康」松本潤、初回で「尻に敷かれている感」 有村架純の演技力が支えに

岡崎のパブリックビューイング
岡崎のパブリックビューイング

 8日、岡崎市で行われた大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、NHK総合ほか)初回放送のパブリックビューイング後に、主演の松本潤ら5人のキャストが放送を振り返るアフタートークに参加。10代の家康と瀬名のロマンスやCG技術など、第1回の裏側を振り返った。

【画像】パブリックビューイングの様子

 大河ドラマ第62作となる「どうする家康」は、徳川家康の生涯を「コンフィデンスマンJP」シリーズや映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)などの脚本家・古沢良太が新たな視点で描く物語。初回放送の8日、主演の松本潤をはじめとするキャストが物語の主な舞台となる愛知県・静岡県で3都市を巡るイベントリレーに参加。最終地である岡崎市民会館で行われたトークステージ&初回放送のパブリックビューイング(18時からのBSP放送を視聴)の申し込み倍率は196倍(17万6,593人)という激戦だった。本会場では、静岡と浜松の会場に中継をつなぐトークコーナーも設けられた。

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 18時からのBSプレミアム放送ののち、松本のほか家康の妻・瀬名(築山殿)役の有村架純、家康の家臣を演じる山田裕貴(本多忠勝役)、杉野遥亮(榊原康政役)、大森南朋(酒井忠次役)がアフタートークに登壇。

 司会からCG技術で再現した当時の岡崎などに触れられると、松本は「手法としてチャレンジしている部分だと思うので、そういうCGを使って戦国時代を表現するという、新たな表現をしている部分が随所にあって。日本の中でもNHKしか持っていない技術ってたくさんある」と自信を見せる。

 また第1回では若かりし家康と瀬名の出会いが描かれた。瀬名はのちに築山殿と名を変え波乱の運命をたどることになるが、松本はこれまでのイメージとは一味違った瀬名になっていること、そして有村の演技力に支えられたと強調する。

 「今回、瀬名が可憐なおしとやかな女性として描かれているのは、僕が家康を演じるうえではすごく頼りになりますし、心の支えにもなっている。実際に撮影が始まっても最初の出会いのシーンのあと、家康が三河から帰ってきた後のシーンぐらいですでに尻に敷かれている。その空気感が心地よいところに持ってもらった印象があって。台本にそんなことは書かれていないんだけれど、こういう感じがいいんだろうねというのをすごく表現してくださって。家康がこうしなさいと言われたら素直にきけるような距離感をうまくつくっていただいたなと思います。しかも、おっとりしながらそれをやられるんですよね。そこの瀬名との関係は面白いですね」

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 対する有村は、少し照れくさそうに「瀬名は子供に向ける母性よりも、家康に向ける方が、手がかかるというかそういう感覚が台本を読んでいるときにあって。もちろんどっちがどうということではないんですけど、瀬名の中の微妙な存在感としては(家康が)すごく割合を占めているなというふうに感じました」と瀬名と家康の関係の解釈を述べた。

 なお、本作では本編終了後に放送される紀行にドラマの出演者が随時登場することが発表されている。司会から第1回の紀行に松本が登場していたことに触れられると、松本は以下のように意図を説明した。「ドラマをやらせていただくなかでいろんな話をさせていただいたなかで、紀行の番組というのは地域の協力してくださっている方たちにどれだけ近く感じていただけるか、寄り添えるのかというところをテーマに作っていると聞いたので、だったら自分たちに協力できることはないか。自分がそこに出ていることによって見てくださった方がそこに行ってみようと思ってもらえたりする一助になれたらと、今回は行ける限りは行ってみようと。実際に要所要所いろんなところに行かせていただいて、そこで知れたこと、そこで感じた気持ちみたいなものもあるので、そういうことを大事に勉強しながらこのドラマをやっていけたらという思いを込めてそういうことをやらせていただきました」(編集部・石井百合子)

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