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玉森裕太の独特過ぎる“究極の二択”に阿部サダヲが困り顔

 俳優の阿部サダヲ玉森裕太が10日、都内で行われた映画『シャイロックの子供たち』の完成披露舞台あいさつに出席。映画のキャッチコピーにちなんで“究極の二択”を紹介するトークが展開されたが、そこで玉森が披露した二択に阿部が困惑の表情を見せる一幕があった。

【写真】阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太ら集結!『シャイロックの子供たち』完成披露舞台あいさつ

 池井戸潤の同名小説を映画化した『シャイロックの子供たち』は、とある銀行の支店で発生した現金紛失事件をきっかけに、複雑に絡み合う人々の思惑や欲望を浮き彫りにするミステリー。舞台あいさつには阿部と玉森のほか、共演者の上戸彩柳葉敏郎杉本哲太佐藤隆太柄本明佐々木蔵之介本木克英監督も出席した。

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 阿部は登壇すると、1年3か月前に行われたという撮影を回顧しつつ、「(このメンバーとは)なかなかお会いすることがなくて久しぶり。公開まであと1か月くらい、それまでにまたお会いできれば良いなと思います」と感慨深げ。玉森も錚々たる顔ぶれの共演者を前に、「僕としてはこの世界観に入れて一緒にお芝居ができたことが感動的な時間でした」と述べ、「みなさんにも素晴らしいこの映画の時間にどっぷり浸かってもらえたら嬉しい」と話して笑顔を見せた。

 上戸は「いろんな角度から楽しめる作品」と本作を改めて絶賛。原作者の池井戸がこの作品をすでに4回も見て同じ感想を口にしたことを紹介しつつ、「次は人間ドラマ、次はコンドラマという角度でとか、シーンを思い出しながら何回も見てほしい作品」と期待を込めた。阿部も「メガバンクとか出てきて難しい話かと思われるかもしれませんが、全然そんなことはない、楽しめる作品です」と作品をアピールした。

 イベントでは「金か魂か」というキャッチにかけて、それぞれの究極の二択を紹介し合う演出が行われた。玉森は自身の究極の選択として「一生、下着を脱げないか、靴下を脱げないか」とユニークな回答を披露して会場を沸かせる。玉森は「究極の二択と聞かれたので自分はここにたどり着きました」と得意げだったが、阿部は「阿部さんはどちらを取りますか?」と司会者から問われると「難しいよね……」と少々困り顔だった。

 他の共演者は食やお酒にまつわる二択をあげる人が多く、上戸は「(鍋の後は)雑炊かうどんか」、杉本は「酒か数値か」、佐藤は「麺大盛りかライスか」、佐々木は「風呂かビールか」と回答して笑わせた。一方、柳葉は「表か裏か」、柄本は「生きるべきか死ぬべきか」と作品に絡めたディープな回答を投げかけて他の出演者を感心させていた。(取材・文:名鹿祥史)

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