『アントマン3』カート役デヴィッド・ダストマルチャンが違う役で出演へ
映画『アントマン』シリーズで主人公の友人カートを演じるデヴィッド・ダストマルチャンが、第3弾『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2月17日全国公開)にも出演すると、The Hollywood Reporter が報じた。しかし、同作でデヴィッドが演じるのはカートではないという。
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デヴィッドが演じてきたカートは、アントマンとして活躍する主人公スコット・ラング(ポール・ラッド)の泥棒仲間で、ルイス(マイケル・ペーニャ)&デイヴ(ティップ・“T.I.”・ハリス)と共に抜群の存在感を発揮。2作目『アントマン&ワスプ』では、スコットとルイスが設立した警備会社「エックス・コン・セキュリティ」の従業員として登場していた。
同サイトによると、デヴィッドは第3弾で“ヴェブ”という人物を演じるとのこと。キャラクターの詳細は明かされていない。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、別作品で違う役を務める事例も増えており、『キャプテン・マーベル』で狙撃手ミン・エルヴァ役を務めたジェンマ・チャンが『エターナルズ』でセルシを演じたり、「Marvel ルーク・ケイジ」で悪役コーネル・“コットンマウス”・ストークスを演じたマハーシャラ・アリが『ブレイド(原題) / Blade』の主人公・ブレイド役に起用されている。
MCUフェーズ5の開幕作となる『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では、量子世界に迷い込んだアントマンたちが、時間を征服する力を持つ新ヴィラン・カーン(ジョナサン・メジャース)と対峙する。カーンは、『アベンジャーズ』次回作となる『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』(2025年5月2日全米公開)のメインヴィランと言われており、フェーズ5の最注目キャラクターであると、マーベル・スタジオ共同社長のルイス・デスポジートが明言している。(編集部・倉本拓弥)