「夕暮れに、手をつなぐ」広瀬すず&永瀬廉が息ぴったり!エンディングダンスにも猛反響
1月期TBS火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜夜10時~)の初回が17日に放送され、はじける演技を見せた主演の広瀬すずと、彼女に振り回される青年・音を演じた永瀬廉の息の合った掛け合いやエンディングのダンスが反響を呼び、タイトルのほか主題歌を手掛けたヨルシカ、すずちゃん、広瀬すずなど複数のワードがTwitterトレンド入りした。
【画像】切ない場面がギッシリ!「夕暮れに、手をつなぐ」初回場面写真
本作は、九州の片田舎で育った野生児のような空豆(広瀬)と、音楽の道を目指す都会育ちの青年・音(永瀬)、ひょんなことから一つ屋根の下で暮らす二人の日々を描くラブストーリー。23歳のまだ何者でもない二人がそれぞれ夢を追い、笑いあい、時にケンカしながら支え合っていく。
初回は、幼馴染みの婚約者・翔太(櫻井海音)を追って上京した空豆に降りかかる最悪な出来事、そして音との運命的な出会いが描かれた。結婚式を目前にし意気揚々と翔太に会いに行った空豆だが、「他に好きな人ができた」と一方的に婚約破棄をされ、自暴自棄になり一泊35万の高級ホテルで飲んだくれることに。ふとしたことから出会った空豆と幾度も偶然の再会を果たし、振り回されるハメになる音。主人公が相思相愛と信じて疑わなかったパートナーに裏切られて成り行きで知り合った男性を振り回す……という展開は、本作の脚本を手掛けた北川悦吏子の1996年の大ヒットドラマ「ロングバケーション」を彷彿とさせるという声も(『ロンバケ』では主人公が結婚式当日に花婿に逃げられる展開だった)。
広瀬は「おい(わたし)」「偶然たい」「好きばい」「行かんば」「思うちょった」など九州の複数の方言をミックスした訛りを披露し、笑ったり泣いたりころころと表情を変えるピュアなヒロインを好演。元婚約者からの電話で謝罪を受け入れたと思いきや、次の瞬間には「もう一度会いに行く」と言い出し、「どういう思考回路なの!?」と音を仰天させるエキセントリックぶり。後の場面では、婚約者の恋人と鉢合わせする修羅場で涙ながらに怒りを爆発させ、視聴者を揺さぶっていた。
一方、永瀬はそんな空豆を放っておけず、寄り添う音役で受けの演技を披露。予測不可能な行動をとる空豆に驚き、困惑し、あきれながらも目を離せない。穏やかな優しさと共に、パソコンで楽曲を制作しリリースする“コンポーザー”を目指すクリエイターとしての片りんも見せ、「(広瀬と)最強のタッグ」と沸かせていた。また、脚本の北川が当て書きしたという“左利き”のシーンも見られた。
なお、本作の主題歌にヨルシカの新曲「アルジャーノン」が起用されているが、初回では空豆と音の出会いのシーンで「春泥棒」が流れるなど、ヨルシカの楽曲が度々登場。エンディングでは King & Prince の「Life goes on」に乗せて空豆と音の楽し気な同居生活が映し出されると共に二人でダンスを踊るシーンもあり、SNS上では「めっちゃ可愛い」「最高」「ほっこりする」と歓喜の声で沸いていた。(編集部・石井百合子)