菅田将暉が宮沢賢治に!いきものがかりの主題歌入り『銀河鉄道の父』新映像が公開
役所広司が主演を務め、菅田将暉や森七菜などが出演する映画『銀河鉄道の父』の新たな特報映像が公開された。主題歌を担当するいきものがかりの楽曲「STAR」も一部聞くことができる。
宮沢賢治の父を主人公に親子愛を描いた門井慶喜の直木賞受賞作を映画化した本作。役所が賢治の父・政次郎を演じ、菅田が賢治、森がその妹・トシにふんする。父の代から質屋を営む政次郎は、一家の主人として厳格であろうと努めるも、長男・賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。トシの病気を機に賢治は筆を執るが……。
公開された特報映像では「宮沢賢治の父、政次郎でございます」とあいさつする、ユーモアと人間味あふれる政次郎をはじめ、宮沢家の面々が次々と映し出される。そんななか家業を継がず、農業大学への進学や人造宝石での商売、宗教の道と我が道を進む賢治と、それに困惑の表情の政次郎。親バカだが、子どもの幸せを願う政次郎の姿が感動の物語を予感させる内容となっている。
映像に収められた主題歌「STAR」は本作のために書き下ろされたもの。いきものがかりが2人体制になってから、初の映画主題歌となる。
本作の監督を務めるのは『ソロモンの偽証』『いのちの停車場』などの成島出。キャストには坂井真紀、田中泯、豊田裕大なども名を連ねる。(編集部・大内啓輔)
映画『銀河鉄道の父』は5月5日より全国公開