『ゴースト/ニューヨークの幻』リメイクへ チャニング・テイタムが検討中と発言
『マジック・マイク』『G.I.ジョー』のチャニング・テイタムが、1990年代を代表する恋愛映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)のリメイクを検討していることを Vanity Fair 誌のインタビュー内で明かした。
故パトリック・スウェイジさんとデミ・ムーアが共演した『ゴースト』は、強盗に殺された男性が幽霊となり、恋人を見守る姿を描いたラブストーリー。第63回アカデミー賞では作品賞を含む5部門でノミネートされ脚本賞を受賞したほか、インチキ霊媒師を演じたウーピー・ゴールドバーグが助演女優を受賞。主題歌「アンチェインド・メロディ」もリバイバルヒットとなった。
同誌によるとテイタムは、自身の製作会社である米フリー・アソシエーションが『ゴースト』の権利を所有しており、リメイクを検討していると発言。スウェイジさんが演じた主人公をテイタムが演じる可能性もあるという。
またテイタムは、オリジナル版には、当時の多くの映画と同じようにステレオタイプに関する問題があるとも語り「僕らは何か違うことをやるつもりだよ」と独自の要素を加える意向を明かしたというが、それ以上の詳細は明かされていない。
テイタムは昨年、サンドラ・ブロックと共演した『ザ・ロストシティ』が公開。今年は当たり役に復帰する大ヒット映画『マジック・マイク』シリーズ第3弾の公開が控えている。また、往年の恋愛映画のリメイクとして、現代に現れた人魚の娘と人間の青年の恋を描いた『スプラッシュ』(1984)のリメイク版で、男女の役割を逆転させた人魚役に挑戦すると2016年に報じられているが、こちらは実現していない。(編集部・入倉功一)