「大奥」地獄を煮詰めた展開に「泣ける」「痛々しい」
よしながふみ原作のNHKドラマ「大奥」第3回(1/24放送)で描かれる3代将軍・徳川家光(堀田真由)と万里小路有功(福士蒼汰)のエピソードが「泣ける」と話題になっている(※一部ネタバレを含みます)。
第3回では、将軍として生きることを強要された家光の葛藤が描かれる。幼いころ、突然母を殺され、髪を切られ、女としての人生を奪われたにもかかわらず、女として子を産むことを強いられるという矛盾に苦しんでいた家光。そんな心に傷を抱えた家光が、自らの感情を抑えきれなくなり号泣するシーンに、SNS上では「切ない切ない痛い切ない」「ほんとに狂いそうな程の危ういバランスを保った演技が絶妙」「“痛々しい”という言葉をまんま体現したような上様」「もらい泣きしてしまった」と堀田の演技を絶賛する声が。
さらに、ドラマ化するにあたって原作のエピソードが削られ、オリジナルの展開が盛り込まれていることについて、「より地獄を煮詰めた感じになってるな」「さすが地獄を描かせたら天下一品。森下脚本。」原作の良さを残しながら原作未読の方にも分かるように話の再構築がされているのもすごい」「原作にないけど、この人はこういうこと言うの連続」と、森下佳子による脚本の秀逸さについても、多くのコメントが寄せられている。(編集部・香取亜希)
NHKドラマ10「大奥」は毎週火曜よる10時より放送