道枝駿佑『セカコイ』ヒットで来韓!韓国作品参加への意欲も
道枝駿佑(なにわ男子)が、主演を務めた映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の韓国でのスマッシュヒットを受け、1月24、25日に来韓した。25日に韓国ソウル市内の映画館で行われた記者会見でも、映画のヒットの謝意を述べていた。
2022年11月30日に韓国公開されて以来、口コミでロングラン上映を続けている『今夜、世界からこの恋が消えても』。1月24日時点で累計観客動員数約97万人と100万人超えは目前。2007年以降に公開された実写の日本映画では1位であり、2000年以降に公開された恋愛映画でも1位のスコアとなっている。
『今夜、世界からこの恋が消えても』は、一条岬の同名小説を、道枝と福本莉子主演で映画化した作品。原作小説は韓国でも翻訳出版されており、累計40万部を超えるベストセラーで、中高生を中心に多くの支持を集めた。道枝は、「小説の持つ作品性も大きいですし、映画を支えてくれた多くのスタッフや、映画を観ていただいた多くの観客の皆さんのおかげ」としつつ、「ドラマチックな世界観や10代の持つ透明感、はかなさなど、10代でしか味わうことができないモノが詰まっていて、そこが観客に受けたのではないか」と韓国でのヒットを自分なりに分析していた。
道枝にとっては本作が映画初主演作品で、映画のヒットに伴って道枝の人気も急上昇。彼の名前をもじって「ミチゲッタ(韓国語で「狂いそう」という意味)シュンスケ」という造語がネットに飛び交い、会見場の外には数百人のファンが出待ちするフィーバーぶり。自身の人気について「韓国に来る前は、自分が受け入れてもらえるか不安はありましたが、多くの皆さんに迎えていただき感謝しています。僕たち『なにわ男子』はインスタやYouTubeチャンネルをやっているので皆さんに観ていただけると嬉しいです。僕だけでなく、いつかメンバーと一緒に韓国でライブができたらいいですね」と抱負を語った。
韓国ドラマが好きと公言する道枝だが、最近は忙しくなかなか観ることができないながらも「女神降臨」を観始めたそう。共演したい韓国人俳優はという質問に「会ってみたいのはソン・ガンさん。ソン・ガンさんの作品はよく観ていますし、彼に会ったら自分の愛を伝えたい」とソン・ガン愛をアピールしていた。
また、最近は日韓合作の映画が作られていることもあり、「チャンスがあれば韓国作品にぜひ出演したい」と韓国作品参加への意欲を見せていた。(取材・撮影・文:土田真樹)