永瀬廉、緊張しないコツは「俺はキンプリだぞ！」というモチベーション
永瀬廉（King ＆ Prince）が31日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太と空の理想郷（ユートピア）』（3月3日より全国公開）の公開アフレコイベントに登場。オファー時のメンバーの様子や、緊張しないコツなどを語った。この日は藤本美貴とドラえもんも来場した。
劇場版42作目となる本作は、空に浮かぶ誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷「パラダピア」を舞台に、多くが一度は想像したことがある夢のようなユートピアを探すべく、ドラえもんたちが空を駆ける大冒険を繰り広げる物語。脚本を「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太が手掛ける。
物語のカギを担うパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャ役で声優に初挑戦した永瀬は、公開アフレコもこの日が初めて。「皆様に見られながらというのは緊張しますけど、それも楽しみつつ、映画の良さを伝えて行けたらなと思います」と気合を入れて挑戦すると、スタッフから「パーフェクトです」と称賛の声。永瀬は「やったー！」と両手を上げて喜ぶとともに、「途中から記者の皆さん見えてなかったです」と役に入り込んでいたことも打ち明けた。
スタジオでの収録も緊張したという永瀬。ドラえもんやのび太の声を聞きながら行ったそうで「感動しました。今までにないくらいの贅沢な時間で、より気分を高めてくださいました。最初は緊張してちょっと硬かったけど、耳の中で語りかけてくれるドラえもんたちキャラクターの声が優しく包んでくれた感じがしました」と思い返す。さらに、秘密道具の名前を言うシーンは「めちゃめちゃテンション上がりました」と笑顔をはじけさせた。
また、永瀬は役のオファーを受けたときのことを振り返って「メンバーの高橋海人が『ドラえもん』をすごく好きで、めちゃめちゃ羨ましがられて。『俺もやりたかった』（と悔しがるから）どの役がよかった？ と聞いたら『ドラえもん』と言っていました。ムリムリムリって言っておきました」と高橋とのエピソードを楽しそうに紹介。そして、「僕も海人に負けないくらい『ドラえもん』を観てきて好きなので、『今回はごめんな。頑張って来るわ』と伝えました」と明かした。
声を担当したソーニャのセリフにちなみ、「愛すべきダメなところは？」と質問が飛ぶと、永瀬は「メンバーによく言われるのが『距離が近い』。二人で並んで（歩いて）いてもどんどん寄っちゃって、ぶつかってるんですね」と返答。一方、パーフェクトな部分については「僕ん家はめちゃめちゃ綺麗です。いつ誰が来てもいいように綺麗になっています」と返し、「だから今日、ドラえもん、うちに来ていいねんで。どら焼きとお茶出すよ」とアピール。
さらに、ドラえもんから緊張しないコツを聞かれると、「去年、ドームとかに立たせてもらって緊張はしたんですけど、俺はキンプリだぞ！ というモチベーションでやると心強いというか勇気をくれる」と答えた。（錦怜那）