マイケル・ジャクソン伝記映画、主演は甥っ子!
人気歌手マイケル・ジャクソンさんの伝記映画『マイケル(原題) / Michael』で、マイケルさんの甥っ子であるジャファー・ジャクソンが主演を務めることが決まった。メガホンを取る『イコライザー』『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督がInstagramで発表した。
フークア監督は「ジャファー・ジャクソンがマイケル役を務めると発表できて光栄です。この映画は、キング・オブ・ポップとなった男の旅路を探究するものです」と伝説的な叔父にふんしたジャファーの写真をアップ。ジャファーも「僕の叔父であるマイケルの物語を演じることになり、恐縮し、光栄に思っています。世界中のファンの皆さん、近々お会いしましょう」とInstagramにつづった。
ジャファーは現在26歳のシンガー・ソングライター。マイケルさんの兄であるジャーメイン・ジャクソンの息子で、12歳の頃から歌い踊ってきた。プロデューサーのグレアム・キング(『ボヘミアン・ラプソディ』)は「わたしは2年以上前にジャファーと会い、マイケルの精神と個性をリアルに体現するそのやり方に圧倒されました。それはとてもパワフルで、世界中でマイケル役探しを行った後だったのにもかかわらず、この役を引き受けられるのは彼しかいないとはっきりわかりました」とVarietyにコメント。ジャファーの声と動きはマイケルさん譲りで、マイケルさんの母キャサリン・ジャクソンも「ジャファーはわたしの息子(マイケル)を体現しています」と太鼓判を押している。
フークア監督も「ジャファーがマイケルに命を吹き込むのを見るのは、とんでもなく興奮します。彼にはマイケルを模倣する天賦の才があり、カメラとの相性も抜群です」と期待をあおった。脚本を執筆しているのは『グラディエーター』『007 スカイフォール』などのジョン・ローガンで、撮影は今年行われる。(編集部・市川遥)