『鬼滅の刃』3日間で興収11億突破、初登場首位!『仕掛人・藤枝梅安』が6位のスタート
映画週末興行成績
2月3日から5日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が初日から3日間で観客動員81万3,000人、興行収入11億5,900万円をあげ、首位に初登場。ほか新作では『BTS: Yet To Come in Cinemas』が4位、『仕掛人・藤枝梅安』が6位のスタートとなった。
初登場1位の『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、吾峠呼世晴のコミックを原作にした『鬼滅の刃』シリーズの「鬼滅の刃 遊郭編」の第10話、第11話と「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」の第1話を上映。声の出演は花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞ら。2月4日と5日には声優陣による舞台挨拶も行われ、その模様が全国に生中継された。今後はロサンゼルス、パリ、ベルリン、メキシコシティ、ソウル、台北でも舞台挨拶が行われる。
先週からワンランクダウンの木村拓哉主演『レジェンド&バタフライ』は、3日間で動員24万人、興収3億2,000万円を記録。公開10日間の累計成績は動員92万人、興収12億円を突破している。3位は公開10週目を迎えた『THE FIRST SLAM DUNK』。3日間で動員19万3,000人、興収2億8,800万円。累計成績は動員が682万人目前、興収が99億円を突破し、100億円に迫る。
4位の『BTS: Yet To Come in Cinemas』は、韓国のボーイズグループ・BTSが2022年10月に釜山で行ったコンサート「BTS<Yet To Come> in BUSAN」の模様を収録。当日の生中継では使用されなかったシネマティック専用カメラ14台による超接近ショットやフルショットなど、多彩なアングルで撮影されている。
6位の『仕掛人・藤枝梅安』は、「鬼平犯科帳」「剣客商売」などの池波正太郎による時代小説を、豊川悦司主演により2部作で映画化した第1弾。豊川が、悪を闇に葬る仕掛人という裏の顔を持つ鍼医者・藤枝梅安を演じ、共演に片岡愛之助、菅野美穂、天海祐希ら。
5位の『すずめの戸締まり』は累計で動員1,000万人、興収134億円を突破。新海誠監督作品としては、『君の名は。』『天気の子』に続き、3作連続での動員1,000万人突破となった。また、公開8週目を迎えた『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は累計で動員222万人、興収40億円を突破した。
今週は、エッセイスト・高山真の自伝的小説を鈴木亮平と宮沢氷魚の共演により映画化する『エゴイスト』、Hey! Say! JUMP の中島裕翔が『海炭市叙景』『私の男』などの熊切和嘉監督と組んだサスペンス『#マンホール』、『ラ・ラ・ランド』などのデイミアン・チャゼル監督がブラッド・ピット、マーゴット・ロビーらを迎えて1920年代のハリウッド黄金時代の内幕を描く『バビロン』、『リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2023年2月3日~2月5日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』:1週目
2(1)『レジェンド&バタフライ』:2週目
3(2)『THE FIRST SLAM DUNK』:10週目
4(初)『BTS: Yet To Come in Cinemas』:1週目
5(4)『すずめの戸締まり』:13週目
6(初)『仕掛人・藤枝梅安』:1週目
7(5)『映画 イチケイのカラス』:4週目
8(8)『ラーゲリより愛を込めて』:9週目
9(7)『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』:8週目
10(6)『金の国 水の国』:2週目