じゃれ合う鈴木亮平&宮沢氷魚『エゴイスト』本編映像公開 台湾公開も決定!
鈴木亮平、宮沢氷魚共演のR15+映画『エゴイスト』(2月10日公開)から、2人が演じるカップルの幸せなひとときを切り取った約18秒の本編映像と、阿川佐和子を交えた3ショットのインタビュー映像が公開された。併せて、本作が4月21日より台湾で公開されつことも発表された。
エッセイスト、高山真の自伝的小説を『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などの松永大司監督が映画化する本作。鈴木が14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分を押し殺しながら思春期を過ごした過去を持つファッション誌編集者・浩輔に、宮沢がその恋人で、シングルマザーである母(阿川佐和子)を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太にふんする。
本編映像は、スマホで自身を撮影しようとする龍太に「やめてください(笑)、いいから!」と恥ずかしがる浩輔のアップで始まり、それでもやめない龍太をくすぐって止めようとするほほえましい光景。鈴木、宮沢、阿川のインタビュー映像は、3人が一番好きなシーンを語り合うもので、鈴木は、“龍太と浩輔が一緒にお酒を飲みながらソファーで昔話をしているシーン”が一観客として観た時に「2人の空間に自分も入りたい、美しい瞬間を共にしたいと思えた」と語る。宮沢は「日常の普通のささいなことなんだけど幸せがあふれている」として“3人でご飯を食べているシーン”を、阿川は“歩道橋で浩輔と龍太がキスをするシーン”を選び「かわいい!」と感激していた。
本作は、3月12日に香港で開催されるアジア全域版アカデミー賞「第16回アジア・フィルム・アワード」(AFA)で、鈴木亮平が主演男優賞、宮沢氷魚が助演男優賞、衣装デザイン賞(衣装担当:篠塚奈美)にノミネート。先ごろ宮沢、松永監督が登壇した外国特派員協会記者会見での海外メディアとの質疑応答も話題を呼んだが、台湾での公開も決定した。(編集部・石井百合子)