「大奥」にインティマシー・コーディネーター NHKで初導入
NHKドラマ10「大奥」(総合・火曜よる10時~)では、NHKで初めてインティマシー・コーディネーターを導入したことが、番組の公式Twitterで明かされた。
「大奥の舞台裏」として日々、制作の裏側やオフショットなどを公開している番組公式Twitter。13日には「大奥ではNHKで初めてインティマシー・コーディネーターを導入しました」と明かされ、「ヌードやキス、セックスなどインティマシー(親密な)シーンにおいて、制作側の意図を十分に理解した上でそれを的確に俳優に伝え、演じる俳優を身体的・精神的に守りサポートする役割の方です」「コーディネーターが介在する事で、不安や懸念のある俳優が、場合によって『NO』と言える環境を作り、萎縮することなくリラックスした状態で演技に最大限集中してもらうことを目指しました」と説明した。
「大奥」は、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いて脚光を浴びたよしながふみの同名人気コミックをドラマ化。舞台は、男子のみを襲う奇病・赤面疱瘡(あかづらほうそう)の流行によって、男子の数が急減した日本。三代将軍家光(堀田真由)・万里小路有功(福士蒼汰)編、五代将軍綱吉(仲里依紗)・右衛門佐(山本耕史)編、八代将軍吉宗(冨永愛)・水野祐之進(中島裕翔)編を経て、大政奉還までの物語が描かれる。
ドラマは現在、五代将軍綱吉・右衛門佐編に突入。本日14日に第6回が放送される。(清水一)