トム・ホランド主演『スパイダーマン4』マーベル社長が認める「物語はある」
トム・ホランドが主演を務める『スパイダーマン』シリーズ第4弾について、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが「物語はあります」と Entertainment Weekly に認めた。
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2月17日公開)のプロモーションで同サイトの取材に応じたファイギは、『スパイダーマン』第4弾について「私が言えるのは、物語はありますということです」とコメント。「大きな案がいくつかあり、現在は脚本家たちが筆を執っているところです」と進捗を明かしている。
マーベル・スタジオが米ソニー・ピクチャーズと共同製作した三部作は『スパイダーマン:ホームカミング』 (2017)から始まり、最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)で幕を閉じた。マルチバースによって歴代スパイダーマン(トビー・マグワイア&アンドリュー・ガーフィールド)やヴィランの登場が実現した『ノー・ウェイ・ホーム』は、全米歴代3位となる興行収入8億1,411万5,070ドル(約1058億円)を稼ぎ出した。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル130円計算)
プロデューサーのエイミー・パスカルも、2021年の時点で「トム・ホランド、マーベルと共に次のスパイダーマン映画を製作する準備が整いつつあります」とFandangoにシリーズの継続を示唆していた。米ソニーは現在、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とは異なる独自の『スパイダーマン』ユニバースを構築しており、『クレイヴン・ザ・ハンター(原題) / Kraven the Hunter』(10月6日全米公開)、『マダム・ウェブ(原題) / Madame Web』(2024年2月16日公開)などのスピンオフ映画が控えている。(編集部・倉本拓弥)