赤楚衛二、貴司の舞への思いは「恋ではなく、愛に近い」
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、総合・午前8時~ほか)で梅津貴司役を務める赤楚衛二が、ヒロイン・舞(福原遥)への貴司の思いは「恋ではなく、愛に近い」と同局のオフィシャルインタビューで明かした。
朝ドラ・第107作目の「舞いあがれ!」は、1990年代から現在の東大阪と長崎・五島列島を舞台に、空を飛ぶ夢に向かっていくヒロインの挫折と再生を描くオリジナルドラマ。作者は「心の傷を癒すということ」(2020)で初めて連続ドラマの脚本を手掛けた桑原亮子で、嶋田うれ葉、佃良太が共同で脚本を担う。
先週の第96回で「好き」という気持ちを伝え合い、20日放送の第97回で結婚した舞と貴司。「舞ちゃんと結婚するとは聞いていたのですが、告白した翌週の台本でもう結婚していたので驚きました」という赤楚。「貴司から舞ちゃんへの思いは恋ではなく、愛に近いですよね。貴司から舞ちゃんへの『ずっと好きだった』というセリフは『愛してる』のレベルだと思います」と二人の結婚で感じたことを語った。
また、結婚パーティーの撮影でウエディングケーキ入刀を初めて経験し、「俺、このまま結婚するのかな?」というような感覚になったと笑う赤楚。「2人で切るって難しいですね。僕がこの辺かなと思った場所と舞ちゃんが切ろうとした場所がちょっと違って、『あ、そっちでいいの?』と心の中で思っていました(笑)」と舞台裏も明かした。
舞と貴司は「それぞれに仕事を持ち、違う道を歩んでいる夫婦」と赤楚。家族としてどう支え合うのかを今後の見どころにあげ、お互いをフォローし合うアプローチの仕方も見てほしいと話す。「あとは、料理でもなんでもこなす貴司にもご注目ください。いい夫になれるように頑張っているので(笑)」とメッセージを送っている。(清水一)