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『ロード・オブ・ザ・リング』新作映画、複数製作へ!ワーナーが発表

舞台はどの時代に? - 画像は『ロード・オブ・ザ・リング』1作目
舞台はどの時代に? - 画像は『ロード・オブ・ザ・リング』1作目 - New Line Cinema / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは現地時間23日、J・R・R・トールキンのファンタジー小説「指輪物語」に基づく『ロード・オブ・ザ・リング』新作映画を、複数製作すると発表した。時代設定やストーリーは明かされていない。

【画像】あれから20年…『ロード・オブ・ザ・リング』キャストの現在

 『ロード・オブ・ザ・リング』は、世界を滅ぼす魔力を秘めた指輪を手にした主人公・フロド(イライジャ・ウッド)が、旅の仲間たちと共に壮大な冒険を繰り広げるファンタジー。ピーター・ジャクソン監督によって3部作として製作され、完結編『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003)はアカデミー賞で作品賞など11部門を受賞した。その後、2012年から2014年にかけて前日譚にあたる『ホビット』3部作が公開されたほか、昨年9月には実写ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」が配信された。

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 新作は、映画シリーズを手掛けたニュー・ライン・シネマ(ワーナー・ブラザースの一部門)が製作。現地時間23日に行われたワーナーの収支報告会では、同社が「指輪物語」の映画権などを保有するスウェーデンのゲーム会社エンブレーサーと、複数年にわたる契約を結んだことが明かされている。

 ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ共同会長のマイケル・デ・ルカパメラ・アブディは、「20年前、ニュー・ラインは『指輪物語』の素晴らしい世界観、ストーリー、キャラクターに気づき、映画化への壮大な道を歩みました。その結果、何世代ものファンに受け入れられた目玉シリーズとなりました。しかし、トールキンが描いた壮大で複雑なユニバースを凝縮した2つのトリロジーでは、まだ語られていない物語があります。ファンのみなさんを中つ国(映画の舞台)の深部に招く機会をいただけたことを光栄に思います。この冒険において、ミドルアース・エンタープライズとエンブレーサーと協力関係を結べたことは非常に嬉しいことです」と声明を発表している。

 同社とニュー・ラインは現在、『ロード・オブ・ザ・リング』の183年前が舞台となる長編アニメ映画『ザ・ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ウォー・オブ・ザ・ローヒリム(原題) / The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim』を準備中。2024年4月12日に全米公開を予定している。(編集部・倉本拓弥)

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