映画『エブエブ』最高賞含む4部門制覇！全米映画俳優組合賞

　第29回全米映画俳優組合賞（SAG賞）が現地時間26日に発表され、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』（3月3日全国公開）が最高賞となるキャスト賞を含む4部門を受賞した。

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　組合員の多くがアカデミー会員でもあるSAGが発表する同賞。アカデミー賞の前哨戦としても最注目の中、マルチバースを行き来するSFアクション『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が総なめ。主演女優賞のミシェル・ヨーと助演男優賞のキー・ホイ・クァンは、アジア人で初めて同部門を受賞した。

　その他、主演男優賞は『ザ・ホエール』で272キロの肥満男を演じたブレンダン・フレイザー。優秀なアクションに贈られるスタント・アンサンブル賞は、トム・クルーズ主演の『トップガン　マーヴェリック』が獲得している。

　ドラマ部門では、高級リゾートホテルを舞台にしたブラックコメディー「ホワイト・ロータス／諸事情だらけのリゾートホテル」と、小学校教師の奮闘を描くシットコム「アボット　エレメンタリー」がアンサンブル賞を受賞。スタント・アンサンブル賞には、Netflixの人気シリーズ「ストレンジャー・シングス　未知の世界」が輝いた。

　第29回全米映画俳優組合賞（SAG賞）映画部門＆テレビ部門の受賞結果は以下の通り。（編集部・倉本拓弥）

【映画部門】

■キャスト賞
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■主演男優賞
ブレンダン・フレイザー　『ザ・ホエール』

■主演女優賞
ミシェル・ヨー　『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■助演男優賞
キー・ホイ・クァン　『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■助演女優賞
ジェイミー・リー・カーティス　『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

■スタント・アンサンブル賞
『トップガン　マーヴェリック』

■生涯功労賞
サリー・フィールド

【ドラマ部門】

■男優賞（テレビ映画・リミテッドシリーズ）
サム・エリオット　「1883」

■女優賞（テレビ映画・リミテッドシリーズ）
ジェシカ・チャステイン　「ジョージ＆タミー（原題） / George & Tammy」

■男優賞（ドラマ）
ジェイソン・ベイトマン　「オザークへようこそ」

■女優賞（ドラマ）
ジェニファー・クーリッジ　「ホワイト・ロータス／諸事情だらけのリゾートホテル」

■男優賞（コメディー）
ジェレミー・アレン・ホワイト　「一流シェフのファミリーレストラン」

■女優賞（コメディー）
ジーン・スマート　「ハックス（原題） / Hacks」

■アンサンブル賞（ドラマ）
「ホワイト・ロータス／諸事情だらけのリゾートホテル」

■アンサンブル賞（コメディー）
「アボット　エレメンタリー」

■スタント・アンサンブル賞
「ストレンジャー・シングス　未知の世界」

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