34年ぶり「風雲!たけし城」ビートたけしの殿復活 バナナマンら追加キャスト発表
Prime Video で34年ぶりに復活する Amazon Original「風雲!たけし城」の追加キャストが10日に発表され、たけし城の城主・ビートたけしをはじめ、家老・家臣としてバナナマンの設楽統と日村勇紀、たけし城を守る配下の3つ城の城主として、上田晋也(くりぃむしちゅー)、渡辺直美、市川猿之助の出演が発表された。
1980年代に空前のブームを巻き起こし、海外でも熱狂的ファンを生んだアトラクション系バラエティーが令和に復活。水に浮かぶ偽石を見分けながら対岸まで渡る「竜神池」や、回転する巨大キノコにしがみ付きゴールを目指す「キノコでポン!」など、お馴染みのゲームがスケールアップして登場。新たなゲームも加わり、挑戦者たちが数々の“無理ゲー”に体当たりで挑む。
“殿”として復活したビートたけしは、番組について「『風雲!たけし城』はバラエティの基本が詰まっている。人間のやることで一番面白いのは、かなり高度なことに挑戦して失敗すること。あまり深く考えずに楽しんでほしいです」と番組の面白さに言及。
また、難攻不落のゲームを支配する家老を務めた設楽は「“おさむ城”をやりたいって言っていたくらい好きでしたから。復活するだけでも嬉しいのですが、それに出られるという。いいのかな? と思いました」と大喜び。“たけし城のマスコットキャラクター”の家臣を務めた日村も「他の番組の復活とは違いますよね。学生の頃は見ていて『楽しそうで羨ましいな』と思っていました。皆の憧れの番組だったので復活が信じられないですし、そこに出演できるというのも不思議な感じでした」と「たけし城」復活への思いを語った。
各エピソード約100名におよぶ挑戦者たちを迎え撃つのは、たけし城の配下である城主たち。第一の城で待ち構える、チェーンソーをぶん回す“狂気の城主”を務めた上田は、以前から本作への出演を希望しており「言ってみるものですね。言った次の日にはオファーが来ましたから(笑)高校時代に家に帰って見ていた番組なので、令和版の一部に参加させていただくことができて一つ念願が叶った気持ちになりました」と喜びのコメント。
さらに、第二の城で“バイブス高めのゴージャス姫”を務める渡辺は「歴史のある番組で、ずっと世界中で愛されている番組なので、そんな作品に出演できるのは嬉しいです」と明かし、第三の城で“白の甲冑の二刀流城主”を務める猿之助は「SASUKEの元になった凄い番組です。昔を知っている方には懐かしいし、ある種スポーツ番組としても見れるし、一番大事なのはお笑いとして見られることが大きいと思います。偶然から生まれる仕込みのないお笑いです。是非ご覧下さい」と視聴者にメッセージを送っている。
たけし城陥落を目指して、挑戦者たちと共に攻め入る攻撃隊長は谷隼人と木村昴。昭和版に続き攻撃隊長を務めた谷は「『風雲!たけし城』は特別な作品なので、何役でもいいから番組に関わりたいと思っていました。攻撃隊長は挑戦者たちの士気を上げる役割があるので、この年では厳しいかなと思っていたのですが、再び隊長役に選ばれて気合いが入りましたね」と意気揚々。一方、平成生まれの攻撃隊長を務めた木村は「当時を知る視聴者の方には谷さんの姿を見て熱くなっていただき、若い世代には新隊長として私が『たけし城』を広めていきたいです」と意気込んでいる。(編集部・入倉功一)
「風雲!たけし城」は Prime Video で4月下旬より全世界順次独占配信(全8話)