ゴーストフェイスの恐怖再び…『スクリーム6』がシリーズ最高の出足
全米ボックスオフィス考
先週末(3月10日~3月12日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ホラー映画『スクリーム6 (原題) / Scream VI』が興行収入4,444万7,270ドル(約60億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル135円計算)
『スクリーム6 (原題)』は人気スラッシャー映画シリーズ第6弾にして、リブート作『スクリーム』(2022)の続編。ゴーストフェイスの殺りくから逃れた生存者たちが、新たな恐怖に立ち向かう。出演はメリッサ・バレラ、ジェナ・オルテガ、ヘイデン・パネッティーア、コートニー・コックスなど。ヒットとなった『スクリーム』(2022)のオープニング興収3,001万8,805ドル(約41億円)のみならず、シリーズ最高のオープニング興収だった2000年の『スクリーム3』(3,471万3,342ドル・約47億円)をも上回る、最高のスタートを切った。
その他の初登場組では、アダム・ドライヴァー主演のSFスリラー『65(原題)』が興収1,232万8,361ドル(約17億円)で3位デビュー。ボビー・ファレリー監督とウディ・ハレルソンが組んだスポーツコメディー『チャンピオンズ(原題) / Champions』は興収514万8,740ドル(約7億円)で初登場6位だった。(編集部・市川遥)
3月10日~3月12日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『スクリーム6 (原題) / Scream VI』
2(1)『クリード 過去の逆襲』
3(初)『65(原題)』
4(2)『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
5(3)『コカイン・ベア(原題) / Cocaine Bear』
6(初)『チャンピオンズ(原題) / Champions』
7(5)『ジーザス・レボリューション(原題) / Jesus Revolution』
8(6)『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
9(8)『長ぐつをはいたネコと9つの命』
10(7)『オペレーション・フォーチュン:ルセ・ド・ゲール(原題) / Operation Fortune: Ruse de guerre』