ジョン・ウィック、大阪へ!キアヌ・リーヴス『ジョン・ウィック:コンセクエンス』9月日本公開
キアヌ・リーヴス主演最新作にして、アジアを代表するアクションスター、ドニー・イェンと真田広之も参戦する大ヒットシリーズ第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(原題・John Wick: Chapter 4)の日本公開が9月に決定し、ストーリーとティザービジュアルが公開された。
裏社会が恐れる伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ)の終わりなき戦いを描いてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。第4弾では、裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還したジョンが、全てを牛耳る組織・主席連合から自由になるために蜂起。一方、組織内での勢力拡大を狙う若き高官、グラモン侯爵は、これまで聖域としてジョンを守ってきたコンチネンタルホテル・ニューヨークを爆破し、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんななか、日本の友人・シマヅの協力を求めるジョンが、大阪のコンチネンタルホテルに現れる。
主演のキアヌに加え、ジョンを追い詰めるケイン役にドニー・イェン、日本の旧友シマヅ役に真田広之とアクションレジェンドが集結。主席連合の高官グラモン侯爵を演じるのは、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)で恐怖のピエロ、ペニーワイズを演じたビル・スカルスガルド。また、シマヅの娘アキラ役で、ロンドンを拠点に活躍する日本人アーティスト、リナ・サワヤマが出演する。
さらに、ジョンの理解者であるコンチネンタルホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)、忠実なコンシェルジュのシャロン(ランス・レディック)、そして地下組織の王バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)が前作に引き続き登場し、ジョンと共に主席連合との戦いに身を投じることに。舞台もパリ、ベルリン、ニューヨーク、そして大阪へとスケールアップを果たした。
監督は第1作から引き続き、チャド・スタエルスキが担当。邦題にある「コンセクエンス」とは、“報い”や“結果”を意味しており、スタエルスキ監督は「重要なテーマなんだ。二つの悪い選択肢のどちらを選ぶのか。それはそのキャラクターを定義する。結果は時に本人、更に他人に影響を与える。今回ジョンは、それを受け入れることを学ぶ。必ずしも自分だけへの影響とは限らず、自分の愛する人がその影響を被る可能性が生じるということをね」と語る。
また、キアヌも「友情や親子愛、それに対するルールの中で自分はどの様な人間で、どの選択をするのか? その報いを受け入れる事が描かれている。だからこの『コンセクエンス』というセリフが劇中に何度も登場するんだ」と証言。果たして“報い”を受けるのは誰なのか。ティザービジュアルのジョンのクローズアップを見ると、首のネクタイが砂時計になっている。さらに、流れ落ちているのは砂ではなく弾丸。これはジョンに運命のタイムリミットが迫っていることを意味しているのか。愛犬を殺されロシアンマフィアを壊滅、家を爆破されイタリアンマフィアをせん滅、粛清の包囲網からも生還した男が、ついに裏社会を支配する組織との決着に動き出す。(編集部・入倉功一)