英国俳優ビル・ナイ73歳、アカデミー賞にシルバニアファミリーを持参した理由
第95回アカデミー賞
映画『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』などで知られる英国俳優ビル・ナイ(73)が、第95回アカデミー賞授賞式にシルバニアファミリーのうさぎを持参した理由を明かした。
ビルとかわいらしい小さなうさぎというちょっとミスマッチなコンビは、アカデミー賞で一際注目を浴びることに。「なぜビルはシルバニアファミリーを持っているの?」「何らかの意味があるに違いない」などTwitterは盛り上がった。
Metro.co.ukにこの件を聞かれたビルは、「わたしの孫のスケジュールが非常に詰まっていたため、わたしがうさぎのシッターの責を負うことになりました。彼女を無人のホテルの部屋に置いてくることはできませんでした。それはリスクが高すぎます。なのでわたしが行くところ、彼女も行くのです……」とコメントを発表。たとえオスカー当日であっても、孫のシルバニアファミリーのお世話はビルの最優先事項だったのだ。
こんな心温まるエピソードを披露してくれたビルは、黒澤明監督の名作をイギリスでリメイクした『生きる LIVING』での演技でオスカー主演男優賞に初ノミネートされていた(受賞したのは『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザー)。『生きる LIVING』は3月31日に日本公開される。(編集部・市川遥)