ハリウッド実写版『聖闘士星矢』磯部勉・井上喜久子・潘めぐみ・浪川大輔ら吹替声優が決定
新田真剣佑のハリウッド初主演作となる、映画『聖闘士星矢 The Beginning』(4月28日全国公開)の日本版で、磯部勉、井上喜久子、潘めぐみ、浪川大輔らが吹替え声優を務めることが明らかになった。
【動画】新田真剣佑ハリウッド初主演!『聖闘士星矢 The Beginning』本予告
本作は、漫画家・車田正美が生んだアクション巨編「聖闘士星矢」を原作に、新田演じる主人公・星矢のはじまりを描いた物語。幼い頃に姉と生き別れになり、姉を探しながらスラム街の地下格闘技で生計を立てていた星矢が、アルマン・キド(ショーン・ビーン)と名乗る男と出会ったことから、女神アテナの生まれ変わりである女性・シエナ(マディソン・アイズマン)を守るという、自らの運命を知ることになる。
アルマンの声を担当したのは、長年に渡ってショーン・ビーンの声を担当してきた磯部勉。磯部は「私は今、10日間の断食中です。それは、空腹との闘いですが、面白いことに不思議と自分とは何者なんだろうとか、普段感じたことのない哲学的な感覚に包まれます。この映画、そんな気にさせてくれる映画なんです」と自身の状況と重ねながら、覚醒を体験できる作品となっていることを予感させるコメント。
また、シエナを共に育ててきたアルマンの元妻ヴァンダー・グラード(ファムケ・ヤンセン)の声を担当する井上喜久子は「声優としてグラードの複雑な想いを演じながら、胸が締め付けられるようなシーンもありました。『運命を、超えてゆけ』というテーマが胸に迫る素晴らしい映画」と本作を絶賛する。
そして、本作の重要な鍵となるアテナの生まれ変わり、シエナの声を担当するのは、テレビアニメ「聖闘士星矢」(1986~1989)で、アテナの化身である城戸沙織を担当した潘恵子を母に持ち、自身も人気声優として活躍する潘めぐみ。潘は「もとより潘恵子さんが演じてこられたアテナ・城戸沙織。この度、巡りに巡って、本作でアテナとなる少女・シエナを吹替えさせて頂くことになろうとは…大変光栄に思います」とコメント。「これまでに小宇宙-コスモ-を燃やしてこられた方、これから聖衣-クロス-を纏う方にも、どうかこの運命の物語が届きますように」と本作へのアツい思いを語っている。
浪川大輔は、グラードと行動を共にする男ネロ(ディエゴ・ティノコ)の声を担当しており「幼き頃から愛読していた作品に携わることができ光栄です! 今作は物語の始まり。凄まじい画力と個々の熱さがたまりません! ドキドキとワクワクが止まらない!」と興奮気味にコメント。そのほか、マーク・ダカスコス演じるアルマンの最強の執事マイロックを咲野俊介、地下格闘場を仕切るストリートファイター、カシオス(ニック・スタール)を小松史法、星矢を真の聖闘士へと導く白銀聖闘(シルバーセイント)のマリンを瀬戸麻沙美が担当する。(編集部・入倉功一)