手塚治虫「火の鳥」望郷編が初アニメ化!ディズニープラスで世界配信
ディズニーの動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)「スター」にて、手塚治虫の名作漫画「火の鳥」の望郷編を基にしたアニメ『PHOENIX: EDEN17』が今年、世界独占配信される。配信開始に先駆け、ティザービジュアルと特別映像が公開された。
手塚が活動初期から晩年まで手掛け、ライフワークとも呼ばれる「火の鳥」は、全12編から成る壮大な物語。映画化、アニメ化、ミュージカル化などさまざまな形で展開されてきた同作だが、その中でも今まで映像化されてこなかった望郷編が約50年の時を経て『PHOENIX:EDEN17』として初めてアニメ化される。
時は宇宙時代。自然が失われ続け、荒廃していく地球に絶望した主人公の少女ロミと恋人のジョージは、2人だけの新たな生活を始めるべく惑星「エデン17」へと向かう。しかし、そこは水が枯れ、かつて移住した人々も滅んでしまった星だった。その最中、彼女はずっと故郷の美しい地球へ戻りたいという思いを胸に秘めていた……。
アニメーション制作は『鉄コン筋クリート』『MIND GAME マインド・ゲーム』などのSTUDIO4°C。監督は『ムタフカズ』の西見祥示郎、キャラクターデザイン・作画監督は『バケモノの子』の西田達三、美術監督は『海獣の子供』の木村真二、演出・CGI 監督は『ベルセルク 黄金時代篇』の斉藤亜規子、編集は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の重村建吾だ。
今回公開されたティザービジュアルは惑星「エデン17」に一人たたずむロミの姿を切り取ったもので、特別映像にはスタッフインタビューに加え、新たな本編シーンの数々が盛り込まれている。(編集部・市川遥)