米女優、顔面に“ビンタ跡”をつけてイベントに
米女優アウリイ・クラヴァーリョが現地時間23日、ニューヨークで行われたAmazonの新作ドラマ「ザ・パワー（原題） / The Power」のプレミアイベントに、顔面に“ビンタ跡”のようなメイクをつけて登場した。
ディズニーのアニメーション映画『モアナと伝説の海』で主人公モアナ役を務めたことで知られるアウリイはこの日、顔に赤く手の跡がくっきりとついたショッキングな姿でイベントに現れた。これには先住民の女性たちをサポートする「No More Stolen Sisters」という活動を支援する意味が込められていた。
世界最大の国際人権NGOアムネスティ・インターナショナルによれば、カナダでは先住民の女性は他の女性よりも少なくとも、暴力を受ける可能性が3倍高く、殺害される可能性は6倍高いのだという。
アウリイは「わたしは『No More Stolen Sisters』を代表し、殺害されたり、行方不明になった先住民の女性たちに光を当てています」と Entertainment Tonight に説明。「バンクーバーで『ザ・パワー（原題）』を撮影できて幸運でした。たくさんそれに関する記念碑を見かけました。女性のエンパワーメントに基づく作品に携われて、とても感謝しています」と、人を感電させる力を得た10代の少女たちを描いた同作の撮影について語った。（大倉雅人）