朝ドラ「らんまん」はどんな内容?初週のあらすじ
俳優の神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説「らんまん」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか、土曜は一週間の振り返り)が、4月3日よりスタートする。
朝ドラ・108作目の「らんまん」は、日本の植物学の父といわれる、高知県出身の植物学者・牧野富太郎をモデルとしたオリジナルストーリー。時代は幕末から明治、大正、昭和へ。高知と東京を舞台に、激動の時代の中で、ただひたすらに愛する植物と向き合い続けた主人公・槙野万太郎(神木)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。
脚本を執筆するのは、劇作家・脚本家の長田育恵。主題歌は、あいみょんの「愛の花」。語りを宮崎あおい(「崎」は「たつさき」)が担当する。全26週(130回)。(清水一)
■第1週「バイカオウレン」あらすじ
春らんまんの明治の世を天真らんまんに駆け抜けた植物学者・槙野万太郎(神木)の物語がはじまる—。
土佐の酒蔵・峰屋の跡取りとして生まれた万太郎(森優理斗)は草花が大好きな男の子。生まれつき病弱ですぐに熱を出して倒れてしまう。「万太郎はいっそ生まれて来なければよかった」という親戚の心ない言葉に深く傷ついた万太郎は、病床の母ヒサ(広末涼子)の制止を振りきって家を飛び出してしまう。そして、行き着いた裏山の神社で自らを「天狗」と名乗る謎の武者(ディーン・フジオカ)との不思議な出会いを果たす。