死んで復活しまくりのミシェル・ロドリゲス、『アバター』はさすがに拒否
一度は死ぬも、続編で復活を果たすキャラクターを多数演じてきたミシェル・ロドリゲスが、映画『アバター』シリーズではそれを断ったと Vanity Fair に語った。
実際、昨年公開された続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』にはシガーニー・ウィーヴァーやスティーヴン・ラングら前作で退場となったはずのキャストが戻ってきているが、ジェームズ・キャメロン監督はミシェルが演じたヘリパイロットのトゥルーディもシリーズに復活させたがっていたのだという。
ミシェルは「ジム(ジェームズ・キャメロン監督)と最近会った時、彼は『考えていたんだが、ミシェルが復活するのはどうだろう? (『ウェイ・オブ・ウォーター』では)他のキャラクターたちもたくさん復活したし』って感じだった」と笑って打ち明ける。
「わたしは、『そんなことはできないよ。わたしは殉教者として死んだんだからね、ジム。わたしは『バイオハザード』シリーズでも復活して、『マチェーテ』シリーズでも復活して、『ワイルド・スピード』シリーズでも復活した。4回目はできない。それはさすがにやりすぎだよ!』と言った」と続けた。
製作側が当初の予定を変えてまで復活させるのは、ミシェルが演じたキャラクターたちがいかにファンに愛されていたかの証明といえるだろう。ミシェルはそもそも自身のキャラクターが殺されることについて、「すごく変だよね。多分、ボーイフレンドがいない女の子のキャラをどう扱えばいいかわからない人が多いからじゃないかな? 『彼女は彼氏がいない。生きたままにする? それとも殺す?』みたいな」と分析していた。
ミシェルが出演している映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は本日31日に公開。5月19日には『ワイスピ』シリーズ第10弾『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の公開も控えている。(編集部・市川遥)