「どうする家康」平八郎のギャップが可愛すぎ！意外な弱点判明
松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」（NHK総合で毎週日曜夜8時～ほか）で大人気の本田忠勝（平八郎/山田裕貴）と榊原康政（小平太/杉野遥亮）の“平平コンビ”。4月2日の第13回では家康（松本）のお供として上洛した先で、平八郎の意外な弱点が発覚し、普段の勇ましい姿とのギャップに「かわいい」コールが相次いでいる。
第13回「家康、都へゆく」では家康が、織田信長（岡田准一）の後ろ盾で将軍となった室町幕府15代将軍・足利義昭（古田新太）の命令で上洛するさまが描かれた。家康が木下藤吉郎（ムロツヨシ）や公家、義昭の家臣・明智光秀（酒向芳）らへの挨拶回りで大忙しのなか、家臣たちは美しい京の女たちにうっとり。鳥居元忠（音尾琢真）や平岩親吉（岡部大）がナンパしようと色めき立つ一方、一人浮かない顔をしていたのが平八郎だった。
家康の上洛が決まった時にも「今は遠江を平定できるかどうかの瀬戸際、都なんぞに行っている場合ではなかろうが」とそっぽを向いていた平八郎。小平太に「平八郎殿は都に行くのが怖いのでしょう。田舎者にありがちだ」と突っ込まれると「都が怖いものか！」とムキになっていたが、いざ都へ着くと足取りは重く、明らかに具合が悪そう。
「人が多すぎる。気分が悪い」「女の香のにおいで頭がくらくらする」「だから俺は都になど来たくなかったのじゃ」とグッタリする平八郎を、「戦場ではもっと大勢を相手にしているでしょう？」「本田平八郎の弱みは都だったとは……」と介抱する小平太。
平八郎は公式サイトのキャラクター紹介によると、徳川の家臣団の中でも「戦国最強武将」で、「生涯戦うこと57回、かすり傷一つも負わない」と言われるほど。しかし一方で、「女性にはものすごい奥手」ともある。戦場では小平太が危うくなるとかばったり圧倒的な強さを見せ、つい最近も今川氏真（溝端淳平）の矢をかわして槍で深手を負わせる神技を見せていただけに、あまりのギャップにSNSでは「人酔いする平八郎かわいい」「愛おしい」「ウブ」「駄々こねる平八郎と慰める小平太かわいい」と歓喜の声が続々。まるで修学旅行にやって来た学生のようだと視聴者をほっこりさせていた。
不覚にも小平太に弱点をさらしてしまった平八郎だが、その後、町中で出会ったタチの悪い武者（実は浅井長政の家臣）に家康を悪く言われると大乱闘を繰り広げ、男気あふれる忠臣に変身していた。（編集部・石井百合子）