ジョニー・デップのカムバック作、カンヌ映画祭オープニング作品に決定!
第76回カンヌ国際映画祭
ジョニー・デップのカムバック作となる映画『ジャンヌ・デュ・バリー(原題)/ Jeanne du Barry』が、第76回カンヌ国際映画祭のオープニング作品に決まった。現地時間5日、映画祭事務局が発表した。
元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇により演技から遠ざからざるを得なかったジョニーにとって、同作は『MINAMATA-ミナマタ-』(2020)以来3年ぶりの実写映画出演作となる。DV疑惑によるイメージダウンで仕事を失ったジョニーだが、昨年6月、アンバーを名誉棄損で訴えたアメリカの裁判で勝訴し、本格復帰の土壌が整っていた。
『ジャンヌ・デュ・バリー(原題)』は、『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』『パリ警視庁:未成年保護特別部隊』などがカンヌで上映されてきたフランス人監督マイウェンによる歴史ドラマ。貧しい家庭に生まれながらも、その知性と魅力で権力の座に上り詰めていくデュ・バリー夫人にマイウェン自身がふんし、彼女の虜となるフランス国王ルイ15世をジョニーが演じた。フランス語に挑んだジョニーの演技も注目されている。
カンヌ映画祭は現地時間5月16日から27日まで開催。『ジャンヌ・デュ・バリー(原題)』は5月16日に行われるオープニングセレモニーの後、メイン会場でワールドプレミア上映される。(編集部・市川遥)