「ラストマン」福山雅治&大泉洋、永瀬廉のモノマネで盛り上がる
この春、TBSで放送される日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」、火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」、金曜ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」の3ドラマの出演者が一堂に会した合同制作発表「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」が8日、都内で行われた。「ラストマン」に出演する福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜はドラマの撮影を振り返った。
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「ラストマン-全盲の捜査官-」は、事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で“ラストマン”と呼ばれる全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山)と、期間限定で日本にやって来た彼のアテンドを命じられた警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉)の凸凹コンビが難事件に挑む姿を描くバディドラマ。
会見前に、福山、大泉、永瀬、今田の4人は会場のブルーカーペットを闊歩。会場では「王様に捧ぐ薬指」の橋本環奈や山田涼介、「ペンディングトレイン」の山田裕貴や赤楚衛二らと顔を合わせ、福山は「華やかで楽しいです。こういう時しか会えないメンバーばかりなので」とうれしそうにコメント。大泉も紅白でタッグを組んだ橋本と壇上で対面し、「環奈ちゃんもいるし、紅白の時みたいにいつでも僕らで司会をできますよ」と話して笑顔を見せる。
福山はドラマについて聞かれると、「最初に台本を読んだ時から面白いと思いました。この感覚は久しぶりという感じ。次の第2話が早く観たいと思いました。そういう感覚は物を作る上でとても大切なこと。自分が感動しないと感動は届けられない」と手応えを感じたといい、作品についても「非常にしっかりとしたテーマがある。さまざまな社会問題にしっかり向き合いながら、笑えて泣けて、アクションもある。人は一人で生きていくのでなく助け合いながら生きていること、よりよい社会はどういうものかをエンターテインメントとしてしっかり描けていると思います」と語った。
大泉との撮影にもやりがいを感じているようで、「撮影の合間のトークもさることながら、お芝居のセッションが楽しいです。相当のレベルのセッションなんです」と大泉とのアドリブ芝居を回顧。大泉も「基本刑事ドラマになるのでシリアスな場面が多いのですが、コミカルな場面をやっぱりやりたくなるんです。撮影していると、ちょっと面白いことをしたくなったり」と福山との撮影風景をにこやかに紹介する。
永瀬はそんな二人の間に入り、「最初、緊張しました」と照れくさそうにコメント。「でも、お二人としゃべりたくて、福山さんと大泉さんが話している時に、話しかけてほしそうな顔で近づいていったらまんまと話しかけてくださって。作戦通りでした」と喜ぶ。会見では永瀬が「れんれん(永瀬の愛称)はお昼ご飯、何食べているの?」と撮影中の福山の口調をまねたモノマネを披露する一幕もあり、福山も今田、大泉とこれに応戦して、現場で密かにやっていたという永瀬のものまねを披露した。今田も福山や大泉との共演には感慨深げで、「テレビでずっと観ていた人が共演者で緊張しました」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」は4月23日スタート、毎週日曜よる9時からTBSで放送