ブラッド・ピット、購入した家の老人から家賃取らず 亡くなるまで住まわせる
俳優のブラッド・ピット(59)は、かつてロサンゼルスの家を購入した際に、そこに住んでいた高齢男性から家賃を取らずに、亡くなるまで家に住む事を許していたという。
ブラッドは1994年にロス・フェリズ地区にある自宅を購入。近隣の物件が売りに出されるたびに買い占めて敷地を拡大していったが、ジョンという妻を亡くした90代前半の男性が所有する家を買った際、ブラッドは彼が105歳で亡くなるまで、その家に家賃無料で住む事を許していたという。
この話を明かしたのは、B級ホラー解説番組の司会者・エルヴァイラ役で知られ、1994年にもとの家をブラッドに売却した俳優のカサンドラ・ピーターソン。彼女はPEOPLE.comに「敷地に隣接する家は22軒くらいだったと思うけど、ブラッドは売りに出る度に購入していったんです」と語った。
そのなかに、ジョンさんの住む家もあったという。「ブラッドはとても、とても、その旦那さんに優しかった。ジョンは奥さんを亡くして、そこに1人で住んでいたんです。ブラッドはジョンが亡くなるまで、家賃を取らずにそこに住む事を許しました。ちょっと面白いのは、ジョンが105歳まで生きたことです」
カサンドラは「想像するにブラッドは“よし、彼は死ぬまでここに住んでいい。今にも死ぬかもしれないし”って考えたのかも」とジョークを飛ばしている。家の売却後、カサンドラは近くに別の家を購入し、時に近隣のブラッドと気さくな会話を交わし、彼が上半身裸になってガレージでトレーニングをしているのを見て気絶しそうになったことがあると同サイトに明かしている。
ブラッドは先月、約4,000万ドル(約52億円・1ドル130円計算)で自宅を売却、この邸宅はブラッドが元妻のアンジェリーナ・ジョリーや子供たちと暮らした場所で、スケートパークやテニスコート、鯉池、スイミングプールなどを備えるため、周辺の土地を購入していたという。売却時、ある関係者はETonline.comに「ブラッド・ピットは、ロス・フェリズの自宅を希望価格4,000万ドル前後で売却した」と明かしている。(BANG Media International)