佐野勇斗、座長・鈴木亮平に心酔!「亮平さんが走るならついていこう」
俳優の佐野勇斗が11日、東京国際フォーラムにて開催された映画『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』の完成披露試写会に出席。佐野は、ドラマと劇場版で座長を務めた鈴木亮平とのエピソードを披露し「亮平さんが走るならついて行こう」と絶大なる信頼を寄せていることを明かした。この日のイベントには鈴木と佐野のほかに賀来賢人、中条あやみ、要潤、ジェシー(SixTONES)、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子、松木彩監督も登壇した。
【写真】鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、ジェシーら集結!完成披露の様子
本作は、2021年に日曜劇場(TBS系)で放送された連続ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版。横浜のランドマークタワーで発生した爆発事故に、「TOKYO MER」のライバル組織「YOKOHAMA MER」と共に立ち向かう姿が描かれる。
「TOKYO MER」の臨床工学士兼機関士・徳丸元一を演じた佐野。劇中では、チームがピンチになるたびに間一髪で仲間たちを救う姿が印象的だが、「ドラマを観てくださっていた皆さんなら『TOKYO MER』のすごさはわかってくださっていると思いますが、劇場版もとんでもないことになっています」とさらなる期待をあおる。
とにかくスケールが大きい劇場版。映像からも撮影の大変さが伝わってくるため、賀来(音羽尚役)や中条(弦巻比奈役)、菜々緒(蔵前夏梅役)らが次々と「続編があると聞いたときはためらった」と証言する。それでも全員が口をそろえて「このメンバーだからこそ」と仲間が大きなモチベーションになっていたことを明かす。
佐野も「僕はドラマの第8話で(喜多見幸太役の)亮平さんが倒れるシーンがありました」と振り返り「亮平さんの唇は真っ青になるぐらい過酷な撮影だったのですが、撮影が終わったとき亮平さんが『遅くまでごめんね。明日、ライブなんだよね? 頑張ってね』と声を掛けてくれたんです。もう『叶わねーな』って。その瞬間から、亮平さんが走るならついて行こうと思いました」と熱いエピソードを披露した。
それに対して「そのときの佐野くんの方が、僕より大変そうだったんですよ」と照れくさそうに語る鈴木。「この映画は、冒頭からフルスロットルで行きます。ドラマから2年ぐらいたっていますが、始まったら10秒で当時の『TOKYO MER』に戻れると思います」と出来に自信をのぞかせていた。(磯部正和)
映画『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』は4月28日より全国公開