森次晃嗣が老眼鏡でデュワ~!『ゲートボールさくら組』セブン彷彿させる本編映像公開
藤竜也主演でゲートボール大会優勝を目指すシニア男性たちを描く映画『それいけ!ゲートボールさくら組』(5月12日公開)から、「ウルトラセブン」のモロボシ・ダン役で知られる森次晃嗣が、「セブン」を彷彿させる演技を披露する本編シーンが公開された。
【画像】ダンが70代になったら!?『それいけ!ゲートボールさくら組』本編映像
本作は、藤演じる主人公・織田桃次郎が、青春時代の友である元ラグビー部マネージャーを助けるべく「チームさくら組」を結成し、ゲートボール大会優勝を目指す人情コメディー。大島渚監督の『愛のコリーダ』や北野武監督『龍三と七人の子分たち』など、数々の作品に出演してきた藤にとって、80代になって最初の主演映画となる。
「さくら組」のシニアメンバーには、藤を筆頭に、石倉三郎(花田菊男役)、大門正明(森長兆司役)、小倉一郎(臼井玲雄役)らベテラン俳優が集結。そんなさくら組の一人、“ガッツ”こと金原巌を演じるのが森次晃嗣だ。
森次演じるガッツは、70代半ばを迎えた独り身で、弁当配達サービスを利用している頑固おやじ。本編映像には、老眼まっしぐらのガッツが、デイサービスのチラシを見るため、セブンを彷彿させる赤い縁の老眼鏡をかけるシーンが収められている。
このウルトラアイのような赤縁のメガネは、ウルトラマン好きという野田孝則監督が、「モロボシ・ダンが70代になったら」という裏テーマに沿って、スタッフに用意してもらったもの。メガネをそばに置いた野田監督から「ガッツがチラシを観るときは老眼でメガネをかけると思うんですよ……」と伝えられた森次は、メガネをかけるだけでなく、「デュワ~」の声までアドリブで演じてくれたのだという。
また、さくら組メンバー・森長役の大門正明は「ウルトラマン80」にUGMチーフのイトウ順吉役で出演。さらに、遺影として登場する、さくら組の面々と高校時代の同級生役で特別出演した毒蝮三太夫は「ウルトラマン」で科学特捜隊のアラシ隊員役を、「ウルトラセブン」ではウルトラ警備隊のフルハシ隊員役を務めており、ちょっとしたウルトラシリーズとのつながりも楽しめる本作。そのほか共演者には、山口果林、田中美里、本田望結、三遊亭円楽らが顔をそろえる。(編集部・入倉功一)