「教場0」2話ゲストは「鎌倉殿の13人」宮澤エマ!木村拓哉と初共演
本日(17日)放送の木村拓哉主演の月9ドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ系で毎週月曜21時~)第2話のゲストとして、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の実衣役で話題を呼んだ宮澤エマが出演。ある小学校の校庭で担任教師が遺体となって発見される事件で、捜査線上に浮かぶ母親を演じる。宮澤にとって月9ドラマへの出演、並びに木村との共演も初となる。
2020年と2021年にスペシャルドラマとして放送された「教場」「教場II」に続き、シリーズ累計130万部突破のベストセラーとなった長岡弘樹の「教場」シリーズを連続ドラマ化する本作。初回に続き、新人刑事の瓜原(赤楚衛二)が県警本部捜査一課の刑事指導官・風間(木村)と組み、新たな事件に当たる。前回では持ち前の“優しさ”が空回りして風間に叱られてばかりだった瓜原は、風間の指導官室のデスク・伊上(堀田真由)に「犯人が出した謎じゃなく、風間さんが出した謎を解くの」と助言される。
宮澤が演じるのは、小学生の息子を持つ母親・左柄美幸(さがら・みゆき)。息子の研人(けんと/川原瑛都)が不登校になってしまったことに悩み、不登校になった理由を聞くと学校でいじめにあっているという。建設会社の作業員として働く美幸は、仕事終わりに作業着姿で学校の担任を訪ね、いじめがあったのではないかと問いただす。しかし、担任に「そんな証拠はない」と突き返された挙げ句、「学校に来るときは身だしなみに注意してくださいね」とまで言われる。
宮澤は、高い歌唱力と表現力が宮本亞門の目に留まり「メリリー・ウィー・ロール・アロング ~それでも僕らは前へ進む~」(2013)で初舞台を踏んで以降、数々のミュージカル作品で活躍。昨年は三谷幸喜の脚本の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公・北条義時の妹役で注目を浴び、今年は1月期のドラマ「罠の戦争」(カンテレ・フジテレビ系)で週刊誌記者を好演。2020年の「おちょやん」に続く朝ドラ「らんまん」(放送中)ではヒロインの叔母を演じる。
瓜原と風間は殺害された諸田(山田キヌヲ)のクラスの保護者を訪ねるうち、美幸にも接触。事件当日、美幸は諸田と会っていたが、諸田の死亡推定時刻にはゴルフ場にいたというアリバイがあった。
プロデュースの渡辺恒也は、宮澤が演じる美幸を「共感から遠いところにいるようでいて、どこか他人にも理解できてしまうような激しくて強い何かを持っているキャラクター」と紹介。また宮澤の演技について「怒りや憎しみ、後悔や愛情、時に相反するさまざまな感情が渦巻いている難しい人物を、宮澤エマさんが見事に演じてくれました。物語の中では、新人刑事・瓜原に対して風間とは違った形でプレッシャーを与えてくる存在でもあります」とコメントしている。(編集部・石井百合子)