新田真剣佑、ハリウッド初主演『聖闘士星矢』に自信「すごい作品が出来上がった」
俳優の新田真剣佑が18日、東京ドームシティホールで行われた映画『聖闘士星矢 The Beginning』のジャパンプレミアに登壇。ハリウッド初主演作の撮影を振り返ったほか、会場に集まった約1,000人のファンの声援に、せいいっぱいのファンサービスで応え、会場を盛り上げた。
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漫画家・車田正美が生んだ「聖闘士星矢」をハリウッドで実写映画化した本作は、地下格闘場で戦う青年・星矢(新田)が、女神アテナの生まれ変わりである女性・シエナ(マディソン・アイズマン)を守るという自らの運命を知り、聖闘士として戦いに身を投じるアクション巨編。新田は本作で、ハリウッド映画初主演を果たした。
レッドカーペットイベントには、新田と共に、来日キャストのショーン・ビーン、ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、そしてメガホンを取ったトメック・バギンスキー監督らが出席、久々の公の場となった新田は終始笑顔で、ファンとの自撮りにも応じるなど積極的なファンサービス。キャスト全員が集まったファンの声援に手を振り、記念撮影やサインに笑顔で応じていた。
舞台あいさつでは、原作者の車田がキャスト陣を出迎える一幕もあり、感無量の表情で握手を交わした新田は「早くこの映画を観ていただきたかった。皆さんに観ていただけることが幸せ」と集まった観客に呼びかける。
また、ハリウッド映画で初主演を務めた感想を問われると、「スケールは物凄かったです。自分が想像していた遥か彼方という感じです。プレッシャーも、もちろんありました。押しつぶされそうになったことも多々」と振り返りながら、「でも、自分がこれまで現場で学んだことを全て出し切って……。逃げられる状況ではないので、いい芝居ができればいいなと思いながら挑戦していました」と回顧する。
さらに「僕はこの日まで、皆さんの前で何と言おうかすごく考えました。そして、適切な言葉が思いつかないままこの日を迎えました」と切り出した新田は、「確実に言えるのは、この作品はいろんな意味で希望を与えてくれる作品になったということ」と語り、「日本の映画界にも大きな第一歩になると思います。完成したものを観ましたが、すごい作品が出来上がりました。楽しんでいただけたら嬉しい」と本作の出来栄えに胸を張った。
この日のイベントにはそのほか、吹替版キャストの浪川大輔、磯部勉、井上喜久子、潘めぐみ、咲野俊介、応援隊長を務める霜降り明星のせいやが登壇した。(取材・文:名鹿祥史)
映画『聖闘士星矢 The Beginning』は4月28日より全国公開