吉沢亮「周りをめちゃくちゃ意識」した20代前半
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-&-決戦-』で圧倒的カリスマのマイキーを演じている吉沢亮。数々の映画に出演し、大河ドラマ「青天を衝け」では主演を務めるなど、人気と実力を兼ね備えた吉沢が、同世代の俳優たちに対する意識の変化を語った。
本作は、人気コミック「東京卍リベンジャーズ」を原作に、興行収入45億円と大ヒットを記録した実写映画『東京リベンジャーズ』(2021)の続編。かつての恋人・ヒナタ(今田美桜)を救うため、主人公・タケミチ(北村匠海)は高校時代に再びタイムリープする。吉沢をはじめ、北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗といった豪華キャストが集結した。
前作からプロデューサーを続投した岡田翔太は、「この若い世代の代表作をつくりたいという思いでやった」というが、このコメントに対して、今年デビュー15年目を迎える吉沢は「若いって言われるとちょっと恥ずかしくなってくる(笑)」と反応し、「広い意味で見たら若い方だと思うけど、もっと若いやついるしな」と心境を吐露する。
29歳にして長いキャリアを持つ吉沢。これまでに“同世代”の俳優のことを意識したことはあるのだろうか。「それこそ20代前半とか、まだまだゴリゴリ若手です、みたいなときは周りをめちゃくちゃ意識していました。それこそ僕の同い年なんて、売れている役者がいっぱいいて、映画やドラマで主演やってたりとかするのを見て『すげー』『いいなあ』と思いながら、悔しい思いをしていました。でも、20代後半になって、同世代でライバル心みたいなことはもう最近はないですね」とライバル意識は変化していったという。
最後に、吉沢にとって、マイキーのように「人を惹き付ける人」「求心力のある人」とはどんな人か聞くと、「わがままな人じゃないかなと思います。みんなそういう風に生きたいけれど、そう生きられないよね、っていう生き方をしてる人じゃないかな(笑)」と回答していた。(編集部・梅山富美子)
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』は4月21日公開
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』は6月30日公開