全米が最も期待する夏の大作映画、1位は『スパイダーバース』続編
アメリカで今年最も期待されている夏の大作映画が、アニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(6月16日全国公開)であることが、米大手映画チケット販売サイト「Fandango」の調査で明らかになった。
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Fandangoは、チケット購入者6,000人以上を対象に調査を実施。コロナ禍が落ち着き始めたこともあり、86%が「昨年より映画館に行く予定」と回答し、そのうち81%が「3本以上鑑賞予定」と答えている。同社のシニア・バイス・プレジデント(SVP)を務めるジェラミー・ハインライン氏は、「調査が示す通り、ファンは劇場体験にコミットしています。私たちも、消費者が好きなローカル映画館で豊富な映画と出会えるよう、配給パートナーと仕事ができることを楽しみにしています」とVarietyに語った。
実写作品を抑えて1位に輝いた『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の続編。マルチバースを舞台に、前作を上回る数のスパイダーマンが登場し、主人公マイルス・モラレスと激闘を繰り広げる。
2位はトム・クルーズ主演のアクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日全国公開)、3位はエズラ・ミラーが人気DCヒーローを演じる『ザ・フラッシュ』(6月16日全国公開)という結果に。その他、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(8月4日全国公開)、『リトル・マーメイド』(6月9日日本公開)、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(5月19日全国公開)がランクインしている。
「全米が期待する夏の大作映画トップ10」は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
1位:『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
2位:『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
3位:『ザ・フラッシュ』
4位:『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
5位:『リトル・マーメイド』
6位:『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
7位:『バービー』
8位:『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』
9位:『ホーンテッドマンション』
10位:『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』