『名探偵コナン』が興収58億突破でV2!『東リベ2』が2位、横浜流星主演作が5位のスタート
映画週末興行成績
4月21日~23日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、アニメーション映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』が2週連続で首位を獲得。和久井健のコミックを実写化したヒット作の続編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』が2位、横浜流星主演の『ヴィレッジ』が5位のスタート。TOP10が全作邦画となった。
『名探偵コナン』は週末3日間で観客動員111万3,000人、興行収入16億1,500万円。累計では既に動員407万人、興収58億円を突破している。
2位の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』は、2021年に公開され興収45億円を記録した『東京リベンジャーズ』の続編。原作の中でも「泣ける」と人気のエピソード「血のハロウィン編」を「運命」「決戦」の2部作で描く。凶悪化した東京卍會によって再び殺された元カノのヒナタを救うため、タケミチが東卍結成メンバー6人を引き裂いた過去の悲しい事件に向き合う。主演の北村匠海をはじめ山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、吉沢亮らが再集結したほか、新たに永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙らが参加。初日から3日間(4月20日の前夜祭上映分含む)の成績は動員42万8,000人、興収5億8,300万円。
5位の『ヴィレッジ』は、横浜流星が『青の帰り道』やNetflixシリーズ「新聞記者」など度々組んできた藤井直人監督のもと主演を務めたサスペンス。ある集落のゴミ処理施設で働く青年の人生が、幼なじみが東京から戻ったことをきっかけに変化していく。共演に黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、古田新太ら。
公開21週目を迎えた『THE FIRST SLAM DUNK』が前週を上回る成績をあげ、2ランクアップして3位に。累計では動員922万人、興収132億円超えとなっている。4位は『映画ドラえもん』が続き、累計では動員344万人、興収40億8,300万円。6位の『シン・仮面ライダー』が公開38日間で動員136万人、興収20億円を突破。7位の『わたしの幸せな結婚』が同じく公開38日間で動員185万人、興収24億円を超えている。
今週は、人気ゲームの世界を『怪盗グルー』『SING/シング』シリーズなどのイルミネーションと任天堂が組んで映画化した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、車田正美のコミックを新田真剣佑主演によりハリウッドで実写化した『聖闘士星矢 The Beginning』、2021年にTBS日曜劇場枠で放送された鈴木亮平主演の連続ドラマの2年後を描く『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』、『顔』『北のカナリアたち』などの阪本順治が監督が黒木華を主演に迎えた時代劇『せかいのおきく』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2023年4月21日~4月23日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』:2週目
2(初)『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』:1週目
3(5)『THE FIRST SLAM DUNK』:21週目
4(2)『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』:8週目
5(初)『ヴィレッジ』:1週目
6(4)『シン・仮面ライダー』:6週目
7(3)『わたしの幸せな結婚』:6週目
8(7)『劇場版 美しい彼~eternal~』:3週目
9(6)『グリッドマン ユニバース』:5週目
10(10)『映画刀剣乱舞-黎明-』:4週目