タイカ・ワイティティ監督の新作、日本公開が決定!マイケル・ファスベンダーが鬼サッカーコーチに
『ジョジョ・ラビット』(2020)などのタイカ・ワイティティ監督の新作映画『Next Goal Wins(原題)』の邦題が『ネクスト・ゴール・ウィンズ』に決定し、2023年に日本公開することが明らかになった。
ワイティティ監督が第92回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』の製作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ本作。『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』(2014)としてドキュメンタリー映画化もされた実話をベースにした物語が描かれる。
2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0対31という大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。そんななか、破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチのトーマス・ロンゲンが就任し、チームの立て直しを図ることになる。
主人公トーマス・ロンゲンをマイケル・ファスベンダーが演じる。共演にはオスカー・ナイトリー、エリザベス・モスなどが名を連ねる。
公開された予告映像では、トーマス・ローゲンがコーチを解任され、失業するか弱小米領サモアチームを率いるかの二択を迫られた場面から始まる。創設以来、1得点もあげておらず、国際サッカー史上最悪の大敗を記録したサモアチームを渋々ながら引き受けるトーマス。サッカースキルが皆無の選手たちに怒り爆発させながらも、叱咤激励して奮闘する様子が収められている。(編集部・大内啓輔)