“原爆の父”を描くクリストファー・ノーラン最新作『オッペンハイマー』最新予告編公開
『TENET テネット』『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督が、“原爆の父”と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマーを描く最新作『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』の新たな予告編が、米ユニバーサル・ピクチャーズの公式YouTubeチャンネルで公開された。
本作は、ピュリッツァー賞を受賞した伝記「オッペンハイマー 『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を原作にノーラン監督が脚本も手掛けたスリラー。オッペンハイマー役を『ダークナイト』3部作などのキリアン・マーフィが務め、その妻で生物学者・植物学者のキャサリン・“キティ”・オッペンハイマーをエミリー・ブラントが演じる。
さらに、マンハッタン計画の責任者である軍人レズリー・グローヴス役でマット・デイモン、アメリカ原子力委員会の委員長ルイス・ストローズ役でロバート・ダウニー・Jr.が出演。新たな予告編には、オッペンハイマーとグローヴスが、科学者集めや実験場作りなど計画に奔走する姿が映し出されており、最後には「君は世界に自らを滅ぼす力を与えた。そして、世界はその準備ができていない」という言葉がオッペンハイマーに投げかけられる。
彼らのほかにも、フローレンス・ピュー、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー、デイン・デハーン、ジョシュ・ハートネット、マシュー・モディーンらオールスターキャストが出演。全米公開は7月21日を予定している。(編集部・入倉功一)