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綾野剛への悲鳴、恐怖か歓喜か多数決

岡田准一&綾野剛
岡田准一&綾野剛

 俳優の綾野剛が19日、都内で行われた映画『最後まで行く』(公開中)の初日舞台あいさつに登壇すると悲鳴が響き、岡田准一が「(綾野に対する歓喜の)キャーなのか、(演じる謎の監察官役に対する)怖~いのキャーなのかが気になる」と疑問を呈する一幕があった。この日は広末涼子磯村勇斗柄本明藤井道人監督も来場した。

【画像】イベントの様子

 上映後、客席側から登壇し、盛大な拍手と歓声を浴びた一同だが、綾野に関して一言物申す岡田。綾野が「やっと皆さんに届けられる日が来ました。今日ここに立てていることに興奮しています。短い時間ですが皆さんと楽しめたらと思います」と喜びをかみしめる中、岡田は「綾野くんが入ってこられたとき、みなさん、どういう風に見ていいかわからない」と観客を思いやり、「(綾野に対する歓喜の)キャーなのか、(演じる謎の監察官役に対する)怖~いのキャーなのかが気になる」と疑問を呈した。広末の提案で多数決を取ることになり、観客の反応から岡田は「半々くらいですかね」とジャッジした。

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 そんな綾野に対して、岡田は「ぶっ飛んだ役柄ですけど(普段は)優しいし、ちゃんと現場を見ている方」と好印象を持っていることを吐露。「ものづくりに対する情熱が真摯で、それが映画の中にもあるから、共演していてすごい楽しかったです。いいものを作るためのことしか考えないスタンスが心地よかったです」と充実感もにじませる。

 一方で、遊園地「ひらかたパーク」のイメージキャラクター・超ひらパー兄さんを務める岡田は、綾野が同CMに出たがっていることや、「いや、出れないんじゃないの?」と諭すも「僕はトライストーン(所属事務所)のアンタッチャブルなんで大丈夫です」と衝撃的なコメントを放っていたことを暴露して会場の笑いをさらう。さらに、二人で超ひらパー兄さんの「おま!」ポーズを決めてファンを喜ばせた。

 本作は、2014年に韓国で公開され観客動員345万人の大ヒットを記録した『最後まで行く』を、『新聞記者』や『ヴィレッジ』(公開中)の藤井監督がリメイク。危篤の母の元に向かう途中で事故を起こした刑事・工藤(岡田)が謎の監察官(綾野)に追い詰められていく、年の瀬の4日間の出来事を描く。(錦怜那)

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