『スパイダーバース』続編、吹替版主題歌はLiSA!特別コラボ映像も
大ヒットアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(6月16日全国公開)の日本語吹替版主題歌が、LiSAの新曲「REALiZE」に決定し、楽曲とコラボした特別映像が公開された。
本作は、コミックのテイストを生かした斬新なアニメーションと、スパイダーマンの力を得た少年の成長をエモーショナルに描いた物語で話題を呼び、アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した大ヒット作の続編。ピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した高校生のマイルス・モラレスは、マルチバースを自由に行き来できるようになった世界で、ともに戦ったグウェン・ステイシーと再会。様々なユニバースから選び抜かれたスパイダーマンたちが集う、マルチバースの中心に辿り着いた彼らは、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた哀しき定めを知る。
吹替版主題歌「REALiZE」の歌詞は、LiSA自身が本作のために書き下ろしたもの。「『スパイダーマン』の新作。強くてキュートなスパイダーウーマンである、私の大好きなグウェンが活躍を見せる本作に、日本語版主題歌を託していただき、とても光栄です。大いなる力を受け入れ、大いなる責任を背負い、時間や空間、ときには恐怖心も飛び越えてきたヒーローたち。フィルムで大暴れする彼ら、彼女たちの姿と共に『REALiZE』をお楽しみいただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。また、楽曲のジャケットアートは、映画の制作に携わったアニメーターが特別に描き下ろし、スパイダーバースの世界の“LiSA”の姿が描かれている。
あわせて公開された特別映像は、グウェンの「どのユニバースでもグウェンはスパイダーマンに恋をする。でも決して結ばれることはない」という語りから始まり、LiSAの熱くパワフルな歌声と疾走感溢れるロックチューンをバックに、スパイダーマンの歴史を変える決断をしたマイルスと、対峙するあらゆるバースから集結したスパイダーマンたちの躍動感ある姿が映し出される。
なお、日本語吹替版では、小野賢章(マイルス・モラレス/スパイダーマン役)、悠木碧(グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン役)、宮野真守(ピーター・B・パーカー/スパイダーマン役)、関智一(ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099)が吹替声優を務める。(高橋理久)