レイ・スティーヴンソンさん、58歳で死去 『RRR』総督役など
大ヒットインド映画『RRR』や、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズなどに出演した英俳優レイ・スティーヴンソンさんが現地時間21日、イタリアで亡くなった。58歳だった。スティーヴンソンさんの広報が The Hollywood Reporter に認めた。
【画像】『スター・ウォーズ』新作でライトセーバーを使うレイ・スティーヴンソンさん
スティーヴンソンさんは、イタリア・イスキア島で行われていた新作映画の撮影中に緊急搬送され、そのまま帰らぬ人となってしまった。死因などの詳細は明かされていない。
1964年北アイルランド生まれのスティーヴンソンさんは、役者としてテレビドラマで経験を積むと、2008年にマーベル映画『パニッシャー:ウォー・ゾーン』でパニッシャーこと主人公フランク・キャッスル役に抜てき。2011年には『マイティ・ソー』にウォリアーズ・スリーの一人・ヴォルスタッグ役で出演し、浅野忠信(ホーガン役)とも共演。その後『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)までのシリーズ3作品で同キャラクターを演じていた。
最近ではインド映画『RRR』で冷酷な英国領インド帝国総督・スコットを演じたほか、今月12日に日本公開されたリーアム・ニーソン主演のアクション映画『MEMORY メモリー』にも出演。8月にディズニープラス配信される『スター・ウォーズ』新作ドラマ「アソーカ」では、メインヴィランを担当している。(編集部・倉本拓弥)