実は「ウォーターボーイズ」に出ていた人気俳優は?
ドラマ「ウォーターボーイズ」(2003)が今月9日よりフジテレビで再放送され、田中圭や星野源が出演していたことが話題を集めている。そこで、今も活躍する人気俳優たちが多数出演していた同シリーズをあらためて振り返りたい。
まずシリーズの始まりとなったのが、2001年に公開された映画『ウォーターボーイズ』。ひょんなことから“男のシンクロ”に挑むことになった男子高校生たちの青春を描いた本作は、妻夫木聡の記念すべき初主演映画で、玉木宏、金子貴俊らが共演した。
続くドラマ「ウォーターボーイズ」(2003)では映画から2年、“男のシンクロ”が名物になった唯野(ただの)高校で、憧れのシンクロをやろうと奮闘する高校生たちが描かれ、山田孝之、森山未來、瑛太(現:永山瑛太)などが出演。山田ふんする主人公の親友・安田孝役で田中圭、軽音部の星山役で星野源も出演していた。田中はスペシャルドラマ「ウォーターボーイズ 2005夏」にも唯野高校のOBとして登場する。
翌年の「ウォーターボーイズ2」(2004)では、元女子高で女子生徒ばかりの姫乃高校に舞台を移した。本作で唯野高校の水泳部員だった教師・早乙女(金子貴俊)の下、シンクロに励む高校生を演じたのが、市原隼人、中尾明慶、小池徹平ら。ヒロイン役で石原さとみも出演した。
スペシャルドラマ「ウォーターボーイズ 2005夏」では、ドラマ第1シリーズに登場した瑛太が演じる田中昌俊が、大学の単位をもらう代わりに訪れた南の島で高校生たちにシンクロを教えるハメになる。本作で小出恵介、平岡祐太と共に、島の高校生3人組にふんしたのが柄本佑だった。
柄本といえば、父で俳優の柄本明が映画とドラマ第1シリーズにバーのママ役で出演。母で女優の角替和枝も映画で和菓子屋の女将を演じている。さらに、同スペシャルドラマでシンクロに挑戦する島の同窓生たちの中には、高良健吾の姿もあった。今や人気俳優に成長した彼らの初々しい姿に注目して観るのも面白い。(編集部・中山雄一朗)